若者に悪影響と「警告文」を=SNS規制を要請―米医務総監

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2024年06月18日 11:01  時事通信社

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米政府で公衆衛生政策を統括するマーシー医務総監=2022年2月、ワシントン(AFP時事)
 【ワシントン時事】米政府で公衆衛生政策を統括するマーシー医務総監は17日、米紙ニューヨーク・タイムズへの寄稿で、SNSによって「若者の精神衛生が緊急事態にある」として、対策の必要性を訴えた。たばこと同様に、SNSには若者の精神衛生を害する恐れがあるとの「警告文」を付けるべきだと指摘。米議会に若者を保護するための法整備を急ぐよう求めた。

 寄稿では、SNSを1日3時間以上使う若者は、うつや不安などの症状を発症するリスクが2倍になるとの研究結果を紹介。SNS運営企業に対し、健康への影響に関するデータを独立した専門家と共有するよう要請した。

 また、学校や家庭では若者がSNSと接しない時間をつくる必要があると強調。「子どもがSNSにアクセスするのは、中学校卒業まで待つべきだ」との考えも示した。

 米国では、当局が若者のSNS利用を制限したり、運営会社を提訴したりする動きが拡大。IT業界からは、規制に反発する声が上がっている。 

このニュースに関するつぶやき

  • もっと早くに警鐘を鳴らすべきだったな(爆) コロナ禍で注目度が上昇してた訳だしね(爆) 20年に米国でtiktokだかでチック症の動画が流行って「健全な10代少女達を中心にチック症が蔓延」とかいう
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