佐藤輝明の不振脱却に必要な修正ポイントを田尾安志氏が提言 「気になるのは…」

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2024年06月21日 09:30  Sirabee

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Sirabee

(©ニュースサイトしらべぇ)

元東北楽天ゴールデンイーグルス監督の田尾安志氏が、自身のYouTubeチャンネル『TAO CHANNEL』で不振が続く阪神タイガース・佐藤輝明選手にアドバイスを送った。

 

■視聴者からの質問に回答

動画視聴者からの質問に回答した今回の動画。そのなかで不振を極める佐藤選手について「どうして打てないのか」という趣旨の疑問が寄せられる。

田尾氏は「バッティングは10年やっても、完成というところまではいかない 。僕もプロ野球界に入って3割を打ってる時期もありましたけれども、『バッティングってこういうものなのかな』とわかってきたのは、10年経ってからでしたね」と持論を展開。

続けて「10年経ったときにやっと理論として、人に説明できるところまである程度、わかったような気になりました。佐藤選手は4年ぐらいで、確立されるっていうことはなかなかできないと思います」と語った。

 

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■佐藤選手にアドバイス

佐藤選手の現状について田尾氏は「1つ気になるのは、構えた位置。そしてテイクバック。テイクバックがちょっと浅いんですよね」と指摘。

続けて「浅い分だけ、芯で捉えても前ほど飛ばない。そういうことがちょっと多いなという気がする。もし僕が今、佐藤選手に1つアドバイスをするとしたら、『思い切ってテイクバックをしよう』という」と提言。

また、「打てないバッターはミートポイントから目が離れるのが怖い。近くに寄ってボールを見たい。 そういう気持ちになると、テイクバックが浅くなる」と力説した。

 

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■体重移動を大きくして

田尾氏はさらに「目とグリップの位置が離れなければ、近くにあればいくら動いても、いくら体を思いっきり動かしてもミート力はそう変わりません」と解説。

そのうえで「そうやって考えれば、今の佐藤選手のスイングで気になるのは テイクバックの浅さ。これをもっと思い切って、体重移動を大きくして スイングしていけば、彼の持ってる本来の飛距離が活かされるんではないかな。 アドバイスをするとしたら、そのポイントだけですね」と話していた。

 

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■今季は極度の不振に

佐藤選手は昨年24本塁打、92打点の好成績で阪神の日本一に貢献。今季は打撃タイトル獲得が期待された。

ところが今季は開幕から相手投手のマークが厳しくなったのか、ここまで打率2割4厘、3本塁打と極度の不振に。5月には守備のエラーもあり、2軍に降格した。

日本人野手では屈指のパワーを持つ佐藤選手。不振を脱却し、再び豪快なホームランを量産することができるだろうか。

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■田尾氏が佐藤選手にアドバイス

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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)

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  • 大山といい去年優勝したことで部外者がいろいろ言うておかしくなってるんちゃうか?
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