なぜ作った……? “100時間”かけて制作した「コンクリキーボード」がもはや芸術 狂気の手作業が80万再生「笑った」「バカで最高」【海外】

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2024年06月22日 12:33  ねとらぼ

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ねとらぼ

キーキャップをたくさん作る様子

 コンクリートでPCのキーボードを作る動画がYouTubeに投稿されました。すさまじい労力と時間をかけた挑戦が反響を呼び、記事執筆時点で82万回以上再生されています。


【画像】完成したコンクリートキーボード


●素材のテストから始める念の入れよう


 動画を投稿したのは、2人組でさまざまなモノ作り動画を投稿しているYouTubeチャンネル「Evan and Katelyn」。過去に木製のキーボードを作ったこともある2人は、今回5米ドル(記事執筆時点のレートで約790円)分のコンクリートを使ってキーボードをDIYしています。総制作時間は約100時間とのことです。


 キーキャップは、3Dプリンタで作った型へコンクリートを流し込んで作成。激しいタイピングにも耐えうる強度になるか、「コンクリートのみ」「コンクリート+PVAのり」「コンクリート+ファイバーグラス」「コンクリート+砂」の4パターンの素材を使って試作してみます。


 小さなスペースにコンクリートが行き渡るよう、型に振動を与えながら注ぎ込み、圧力をかけるとキーキャップの試作品が完成。型からの取り外しやすさや強度をテストしたところ、コンクリートのみがベストという結論が出ました。


 さらに、キーボードの基盤やキーキャップが収まるケースもコンクリートで作ります。あとは強度を上げるための型の調整をしつつ、大量のキーキャップをひたすら作っていきます。


 固まったコンクリートのキーキャップを型から外したら、各パーツは一つ一つサンダー(電動サンドペーパー)をかけて滑らかにします。なんという膨大な手作業……!


 その製作過程では、長さのあるスペースバーを割ってしまうアクシデントが発生。全てのパーツが完成し、ケースに収めた基盤にキーキャップをはめ込んでいく際にも、スペースバーが割れてしまいました。ここで投稿者の男性は泣きそうに……。


 結局、スペースキーは接着して対応。補修したスペースキーがうまくはまった瞬間、2人は「わーー!」「イエーイ!」と大喜びします。同じくコンクリート製のハンドレストも合わせた重量は約2.1キロ。コンビの女性は、変色や気泡なども残っている“完璧でないところ”が本物の石のようで好きだと感想を述べました。


 コンクリートなのに素朴な美しさも感じられる出来栄えに、視聴者からは「美しくて、タイピング音は雨のしずくのたてる音のようだ。すばらしい!」「とても滑らかな仕上がりだね」「コンクリートってどうなの? と思ってたけど、どうにかして手に入れたくなっちゃった」など称賛ののコメントが。


 奮闘する2人の姿に、「笑いすぎて気を失いそうになった」「2人とも本当に楽しんでるのが伝わる」「正真正銘のバカだ。最高」「うるさくて面白い」といった声も上がりました。


※画像は「Evan and Katelyn」のYouTubeチャンネルより引用


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  • それよりもキーボードを打つ手のデカいことw
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