子どもの睡眠時間、13歳以上は「8時間未満」が約半数 睡眠不足の原因は?

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2024年07月02日 15:10  まいどなニュース

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子どもの睡眠不足の原因は? ※画像はイメージです(hakase420/stock.adobe.com)

子どもとお出かけ情報サイト『いこーよ』を運営するアクトインディ株式会社(東京都港区)は、このほど「子どもの睡眠時間」に関する調査結果を発表しました。同調査によると、13歳以上の子どもの睡眠時間は「8時間未満」が約半数を占めることが分かりました。子どもの睡眠不足の原因にはどのようなものがあるのでしょうか。

【調査結果を見る】子どもの睡眠不足の原因はなに?

調査は、同サイトおよび、『いこーよアプリ』を利用する全国のユーザー321人を対象として、2024年5月にインターネットで実施されました。

まず、「子どもの普段の睡眠時間」を調べたところ、最も多い時間帯は「8時間以上9時間未満」(29%)でした。次いで「9時間以上10時間未満」(25%)、「7時間以上8時間未満」(14%)が続き、半数以上の子どもが、8時間から10時間ほどの睡眠をとっていることがわかりました。

睡眠時間は子どもの年齢ステージによっても大きく変わってきます。そこで、睡眠時間を年齢別にみると、2歳以下では約6割が「10時間以上」(59%)を確保しているものの、幼児期の3〜5歳では「10時間以上」(34%)を確保している子どもは3割強まで減っていました。

6〜8歳になると、「9時間以上10時間未満」(38%)が最も多くなり、9〜12歳では「9時間以上」(23%)は約2割にまで減少。反対に、「8時間未満」(33%)が3割を超えており、13歳以上では「8時間未満」(52%)が半数を占めることがわかりました。

次に、「子どもの睡眠時間に悩みがある」と答えた197人に対して、具体的な悩みを尋ねたところ、「夜遅くまで起きている」(49%)や「朝なかなか起きない」(43%)などに回答が集まったほか、「休みの日に起きる時間や寝る時間が遅くなる」(25%)、「寝つきが悪い」(24%)といった回答も挙げられました。

また、「子どもの睡眠不足や就寝・起床時間の不規則の原因」については、「YouTubeなどの動画を遅くまで見ている」(48%)が最多に。ほか、「遅くまでテレビを見ている」(32%)、「親の都合などで夜ご飯の時間が遅くなっている」(31%)といった意見も挙げられたそうです。

これらの調査結果を踏まえて同社は、「日本の子どもは他国に比べ、睡眠時間が短いと言われています。子どもの睡眠の質を向上させ、健康的な成長を促すために、デバイス視聴との付き合い方や生活リズムを整えるなど、積極的に睡眠の環境作りを行っていく必要があるかもしれません」と述べています。

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