ソフトバンク連敗止め再びロッテと7差　好投の有原9勝目、山川V打含む猛打賞

○ ソフトバンク 4 − 1 ロッテ ●
＜14回戦・みずほPayPay＞

　快勝したソフトバンクは連敗を「3」でストップ。貯金は再び「24」となり、2位・ロッテとのゲーム差を「7」に広げた。

　ソフトバンク打線は序盤の好機を生かせなかったものの、0−0のまま迎えた5回は1番・今宮、2番・吉田の連打などで一死二、三塁とし、4番・山川が左中間を破る2点適時二塁打を放ち先制。なおも二死二塁で6番・正木も右中間を破る適時二塁打を放ち3−0とリードを広げた。

　6回は吉田の左犠飛で4点目。ロッテの先発左腕・メルセデス対策で2番に入った吉田は2安打1打点をマークし、3安打2打点の山川は4月30日の楽天戦（みずほPayPay）以来となる猛打賞を記録した。

　連敗ストップを託された先発・有原は立ち上がりから安定。4回は二死一、二塁のピンチを招いたが、6番・中村奨を見逃し三振に仕留めた。7回に1点を返されたものの7回109球、5安打1失点、8奪三振1四球の好投。3点リードの9回は松本裕が3セーブ目（2勝1敗）で締め、有原はリーグトップを更新する9勝目（4敗）を手にした。