自民党総裁選に出馬している小泉進次郎元環境相(43)の“水”をめぐる発言が波紋を広げている。
9月21日、千葉県富津市を視察した小泉氏。共同通信によると、記者団から水政策への見解を問われた際に、海外から輸入される飲料用ミネラルウォーターの購入をやめ、国産や水道水に変えれば「可処分所得が増加し家計の懐が温かくなる」と主張したという。また、小泉氏は「水がおいしい町なのにコンビニで外国のペットボトルの水を飲んでいる。こんなに理屈の合わない消費の仕方はない」とも指摘したと報じられた。
近年、日本におけるミネラルウォーター市場は成長を続けており、日常的にミネラルウォーターを飲むという人も多いだろう。一般社団法人日本ミネラルウォーター協会によると、日本における2023年のミネラルウォーターの1人当り消費量は年40.2リットルだという。
だが、同統計によると2023年のミネラルウォーター類における輸入品のシェアは3.3%と、そもそも輸入品を飲んでいるという人は少ないようだ。そのうえ、国産品や水道水に変えたところで浮く金額には限度がある。
SNS上では節約のアドバイスとしては受け入れられても、水政策への回答としては的外れではないかとの指摘が続出。また、物価高対策としても“安いものを買え”と主張するのでは意味がないとして、Xでは厳しい声が相次いでいる。
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《もはやこれ現代のマリーアントワネットなのでは?「ミネラルウォーターが飲めないなら水道水を飲めばいいじゃない!」》
《本当に何を言いたいのか分からん。家計の節約術?それならバラエティ番組での孝太郎さんの仕事だろうに》
《100円ちょいのミネラルウォーターを水道水に変えたくらいで、家計が救われますか???》
《そのうち水以外でも同じもの買うならみんな安いの買えば所得が増えるとか言い出しそうで怖い》
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