築1000年の家を“たった1ユーロ”で購入!? 衝撃のルームツアーに「百万ドルの価値がある景色」「お買い得」

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2024年09月24日 21:13  ねとらぼ

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ねとらぼ

1ユーロの家の玄関前にて

 5年前や10年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回は、1ユーロ(約156円/以下、記事執筆時点のレート)で購入した家のルームツアー動画を取り上げます。動画は2023年8月に公開され、これまでに499万回以上再生されました。


【画像・動画】築1000年の家の中を見る


 動画を投稿したのは、イタリアの冒険家カップルのYouTubeチャンネル「LeAw Leave Everything and Wander - Luca & Sara」です。


 2017年に世界へ冒険旅行に出発し15カ国を巡った後、2020年にイタリアへ戻ってきた2人はシチリア島北部のモッタ・ダッフェルモ村に1ユーロの家を購入。この村にはローマ時代末期に築かれた歴史ある街並みが今でも面影を残しており、購入した家も築1000年という代物です。


 2001年以来ずっと空き家だったこの家は雨漏りのせいで、壁や天井、床のダメージがひどく、中に入ると廃墟のようなありさまです。雨漏り自体は補修済みですが、これらのダメージを全て改修しないととても住めたものではありません。また、水回りも全てやり直す必要があります。


 玄関ホールからは洗濯室とキッチン、トイレ付きバスルーム、クローゼット、納戸、リビングルームにアクセスでき、キッチンの奥にはさらに小部屋があります。


 妻が「恋に落ちた」というリビングルームは2つの部屋がひとつづきとなっており、小さなバルコニー付きの窓からは歴史的な村の街並みと、壮大に広がるオリーブ畑、遠くにはティレニア海が見えます。


 昔は貴族がこの家に住んでいたこともあるそうですが、この絶景なら、それもうなずけます。


 実はこの家には納戸から降りられる“地下室”があります。この家は急斜面に建っているので、“地下室”といっても斜面の下側にあたる裏手の路地に回ると、道に面したドアから入れます。昔はそこで家畜を飼っていたそうです。


 中に入ると天井高約5メートルの広いスペースがあり、ここもきちんと改装して部屋として使いたいそうです。


 2人の説明によると、こうした1ユーロ物件は過疎化が進む地域にたくさんあり、入居者が改修して安全に住める状態にする条件で購入できるとのこと。


 そうした家の改修費用は、少なくても3000ユーロ(約47万円)から2万ユーロ(約312万円)はかかると推測しているそうです。


●「海の見える家がたった1ユーロというのは……お買い得だ!」


 廃墟感もありつつ改修すれば大変身しそうなこの物件に、「たしかに改装が必要だけど、海の見える家がたった1ユーロというのは……お買い得だ!」「海の景色と教会の鐘の音がとてもロマンチックですね」「美しい家になる素晴らしい可能性を秘めているよ。百万ドルの価値がある景色だ!」「オリジナルのタイル、アーチ型の天井、バルコニー、そしてすばらしい景色が大好きです。修復が楽しみです」などの反応が寄せられています。


 同チャンネルでは、この家のその後の改修の様子を動画で伝えています。


※画像は「LeAw Leave Everything and Wander - Luca & Sara」のYouTubeチャンネルより引用



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  • 改修して住めるようにしたら、こんな贅沢無いだろうね・・・
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