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自宅に連れ込んだ女子高校生が市販薬を乱用するのを止めず、急性薬物中毒で死亡させたとして、大阪府警は25日、東大阪市の無職、小坂光容疑者(26)を重過失致死や窃盗などの疑いで逮捕した。「薬を飲み過ぎていたので止めたが、止めきれなかった」と話しているという。
逮捕容疑は2日午後11時半ごろ、市販のせき止め薬を大量に服用しようとする女子高生を制止せず、急性薬物中毒で3日に死亡させたなどとしている。使用されたせき止め薬をドラッグストア2店で万引きした疑いも持たれている。
府警捜査1課によると、容疑者宅には当時、死亡した高校生を含む10代の女子中高生3人と容疑者がおり、全員でせき止め薬を服用していたとみられる。府警は唯一の成人である容疑者は市販薬の過剰服用「オーバードーズ」の危険性を認識しており、服用を止めなかった過失があると判断した。
小坂容疑者は、この中高生3人を自宅に連れ込んだとして未成年者誘拐容疑で4日に逮捕されていた。【斉藤朋恵】
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