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日本バスケットボール協会は28日、都内で評議員会を開き、強化トップの東野智弥技術委員長(54)が謝罪した。
パリオリンピック(五輪)について総括した際に、冒頭「自分の発言で関係各所の皆さまに非常にご心配とご迷惑をかけた。選手の実名をあげたことは配慮が足りなかった。自分の発言が軽率だった」と謝罪した。会議後に取材に応じた渡辺信治事務総長が明かした。
東野技術委員長は11日の理事会後の記者会見で、女子日本代表恩塚亨監督の退任などを公表。パリ五輪で1次リーグ敗退したチームについて、選手選考などについて個人名をあげて疑問を呈していた。
また東野技術委員長は来年6月まで任期が残っており、次期監督選考などにあたっている。14日に馬瓜エブリンが自身のSNSで「明らかに組織崩壊してて、現場と感覚ズレてて、任命責任あるのに選手に責任転嫁する人がまた次も決めるのなんで?やめた後また責任取らないのに?」と続投に疑問を投げかけ、話題となっていた。
騒動による辞任や処分の可能性について、渡辺事務総長は「ない」と言及。11月には男子代表のアジア杯予選が迫っており「代表活動を始めなくちゃいけない時期が迫っているので、なるべく早く(決めたい)。東野1人が選んでいる状況ではない」と説明した。【飯岡大暉】
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