山本由伸 5回2失点で7勝目、復帰後初勝利!約4か月半ぶりの被弾 得意のカーブは18球中見逃しストライク“1”も粘投

14

2024年09月29日 12:13  TBS NEWS DIG

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

TBS NEWS DIG

TBS NEWS DIG

■MLB ロッキーズ 2ー13 ドジャース(日本時間29日、コロラド州デンバー、クアーズ・フィールド)

ドジャースの山本由伸(26)が敵地でのロッキーズ戦にレギュラーシーズンラスト登板、今季18度目の先発、5回、71球を投げて、被安打4、奪三振6、四死球0、失点2(自責点2)、防御率は3.00。復帰後初勝利、6月1日以来、119日ぶりの白星で今季7勝目(2敗)を挙げた。

9月11日の復帰後は勝ち星なし、そして、標高1600mにある打者有利のクアーズ・フィールドでは初登板となった。前日は「わかんないですけど、富士山の五合目と聞いて苦しくなりました」と話した山本。

ドジャースは1回、1番・大谷翔平(30)がライトオーバーのヒットで出塁したが、2番・M.ベッツ(31)の打席でスタートを切ったがファーストフライ、大谷はすぐに帰塁したが、2塁に到達した時点でベースを踏んでおり、帰塁の際には再び踏んでから戻らなくてはいけないが、大谷はそのまま1塁に戻ってしまい、ダブルプレーとなった。

その裏、山本は立ち上がり、1番・C.ブラックモン(38)に対し、カウント2−2と追い込むと外角高め際どいコースにカーブを投げたが、ストライクを取ってもらえず。フルカウントとなるとカーブが甘く入り、レフト前ヒット。さらに2番・E.トーバー(23)にはストレートから詰まりながらもライト前に持っていかれて、無死一、三塁のピンチを招いた。

3番・R.マクマーン(29)にライトへ犠牲フライを打たれ1点を先制された。すると4番・M.トーリア(26)に対して組み立てを変更、際どいコースを取ってもらえないカーブを投げず、カウント2−0から4球連続カットボールでセカンドゴロ併殺打、1失点で切り抜けた。

すると2回には1死一、二塁で8番・K.ヘルナンデス(33)が12号スリーランで逆転した。点を取ってもらったその裏、山本は先頭打者にヒットを許し、送りバント1死二塁と2イニング連続で得点圏に走者を背負ったが、7番・J.ケイブ(31)をスプリットで空振り三振、8番・A.シュヌク(27)をカットボールでファーストハーフライナーに打ち取った。

山本は2回までにカーブを8球投げて、見逃しのストライクは0、得意のボールが決まらない中、カットボールを使ってきたが、3回2死から2番・トーバーにカットボールが甘く入り、レフトスタンドへ26号ソロ、山本は打たれた瞬間にグラブを外し、悔しそうに太ももに叩きつけた。5月13日のジャイアンツ戦以来の被弾で4対2と2点差に詰め寄られた。

4回には先頭の4番・トーリアはここまで苦戦していたカーブで空振り三振、5番・S.ヒリアード(30)はスプリットで空振り三振とこの試合初めて、3者凡退に抑えた。

ドジャースは5回にT.ヘルナンデス(31)が自己最多記録となる33号スリーランで8対2と大きくリードを広げた。

勝ち投手の権利のかかる5回、復帰後最長イニングとなった山本、1死から8番・シュヌクの打席でこの試合、初めてカーブで見逃しのストライクを奪った。そのシュヌクはスプリットで空振り三振、5回はわずか8球で3者凡退に打ち取った。

山本は5回で降板、71球を投げて、被安打4、奪三振6、四死球0、失点2(自責点2)、防御率は3.00。得意のカーブは18球投げて、見逃しのストライクはわずか1球だったが、最後の2イニングは山本らしい投球を見せてポストシーズンに臨む。チームも18安打13得点の快勝、打撃陣も調子を上げて、明日のレギュラーシーズン最終戦、そしてポストシーズンへ突入していく。

10月6日から始まるポストシーズンはJ.フラハティ(28)、山本、W.ビューラー(30)、L.ナック(28)の4人で戦うことが予定されている。
 

このニュースに関するつぶやき

  • ヨシノブサン、スゴイ!��少しずつ修正して調子を上げてきたǭタブレットなどを見て問題点を修正。日本の野球では先ず見ない光景��メジャーリーグはデータ重視����
    • イイネ!1
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(8件)

ニュース設定