パリオリンピック™・女子やり投で金メダルを獲得した北口榛花（26、JAL）の凱旋パレードが13日、出身の北海道・旭川市で行われた。
五輪後初めて故郷に戻った北口は、パレード前に市役所総合庁舎前の特設ステージに登場。大勢の市民が見守る中、市民栄誉賞の授与式が行われ、“旭川菓子1年分”や地元産の米100�圈▲蕁璽瓮鵐札奪箸覆匹竜�念品が贈られた。
授与式を終え、北口は「こうやって金メダルを獲って帰ってこれたのは、皆さんの応援があってからこそだと思います。今回の金メダルは自分ひとりの力では獲れなかったので、家族だったり、栄養士さん、トレーナーさんをはじめ皆さんのサポートがあってのことなので、これからも“チーム北口”の全部を応援してくださると嬉しいです」と挨拶した。
その後に実施されたパレードでは「平和通買物公園」をJR旭川駅前に向かってトラックで約900m進み、沿道には約48,000人の市民やファンが集まり、北口へ祝福の歓声を届けた。母校の旭川東高・吹奏楽部による演奏の中、北口は時おり金メダルを見せながら、笑顔で声援に応えた。
パレード後の囲みでは、大勢の人が集まってくれたことに「本当に嬉しかった」と感激した北口。世界女王として次の目標については「やはり来年世界陸上が東京でありますので、自分の投げている姿を実際に生で見てもらいたいっていう気持ちもありますし、そこでいい投てきをして、また金メダルを獲って帰ってきたい」と意気込んだ。
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前日の12日はエスコンフィールド北海道で行われたプロ野球クライマックスシリーズ・ファーストステージ、日本ハム対ロッテ戦の始球式に登場し、「たくさんの方々にお祝いしていただきましたし、初めての始球式も行いましたし、今回パレードも人生で初めてだったので、なんか初めてのことばかりで。それも全て金メダルのおかげだと」と故郷で金メダルの実感が再び湧いてきたようだ。
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