GI級競走2勝のトーホウエンペラーが死亡 28歳

2

2024年10月25日 12:08  netkeiba

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

netkeiba

01年の東京大賞典を制したトーホウエンペラー(撮影:下野雄規)
 ジャパンスタッドブックインターナショナルは25日、01年の東京大賞典、02年のマイルCS南部杯を制したトーホウエンペラーが同日に死亡したことを発表した。28歳だった。

 同馬は父ブライアンズタイム、母レインボーブルー、母の父ノーリュートの血統。伯父のレインボーアンバーは89年の弥生賞を勝ち、同年の菊花賞でも2着に入った。

 99年の大みそかに水沢競馬場でデビューを迎え、連戦連勝の活躍でつぎつぎと白星を手中に収める。01年からは全国のダートグレード競走を渡り歩き、同年の朱鷺大賞典(現在廃止、交流GIII)を勝ち、浦和記念2着をステップに東京大賞典を制覇。02年には地元の大一番であるマイルCS南部杯を勝利するなど、00年代初めのダート路線で存在感を示した。

 01年度、02年度と連続してNARグランプリ年度代表馬にも選出。引退後は種牡馬入りし、複数の地方重賞勝ち馬を送り出すなど、産駒は中央地方を合わせて500勝近くを挙げている。晩年は北海道新ひだか町の静内フジカワ牧場でけい養され、余生を過ごしていた。

このニュースに関するつぶやき

  • 01年の東京大賞典はコミケ初日からのハシゴで現場で観戦し、興奮に酔いしれたのを今でも覚えている。ちなみにこのレースを大井・中央勢以外で制したのは現在に至るまでこの馬だけである。みちのくのヒーローに合掌…
    • イイネ!0
    • コメント 1件

つぶやき一覧へ(1件)

ランキングスポーツ

前日のランキングへ

ニュース設定