ライトオンが減資を発表、65億円から1億円に

　ライトオンが、資本金を65億円から1億円に、資本準備金を18億円から1億円に減らすことを発表した。これにより同社は、税制上は中小企業扱いとなる。

　同社は、2024年8月期で売上高388億800万円（前期比17.3％減）、営業損失50億円（前期は9億2200万円）、純損失121億4200万円（前期は25億4500万円）を計上。10月にはワールドと日本政策投資銀行が運営する投資会社W&DインベストメントデザインによってTOB（株式の公開買い付け）が行われた。
　今回の減資は、11月29日の定時株主総会での承認を経て正式に決定される。減資分は最終的に繰越利益剰余金に振り替え、8月末時点での欠損額152億円の補填に充てるとしている。