終活協議会/想いコーポレーショングループは、お墓に関する意識調査結果を11月5日に発表した。同調査は2024年6月〜2024年10月の期間、終活ガイド資格検定2級、3級資格取得者4,562人を対象にインターネットを用いて行われた。
自分が入るお墓は決まっているか聞いたところ、「決まっている」(39%)、「決まっていない」(61%)という回答になった。また、承継している(守っている)お墓はあるか尋ねたところ、「はい」(68%)、「いいえ」(32%)という結果に。
前の回答と照らし合わせると、継承しているお墓のある人が約7割を占めていながらも、「自分がそこに入る」という意志を固めているわけではないことがうかがえた。
実家のお墓参りに行くか聞いたところ、「行く」(77%)、「行かない」(12%)、「その他」(11%)という回答になった。
また、お墓参りをする時期は決まっているか尋ねたところ、「お盆やお彼岸」(44%)、「決まっていない」(40%)、「年末年始や帰省の時」(9%)、「その他」(7%)だった。
前の回答と照らし合わせると、お墓参り自体を重んじる人は多いものの、約4割がお墓参りをする時期にこだわりはないことがうかがえた。
どのくらいの頻度でお墓参りに行くか調査したところ、最多は「年1回」だった。次いで、「年2回」、「年3回」「数年に1回」(同率3位)、「帰省時」、「月1回」「年4回」「行かない」(同率5位)と続いた。
また、お墓について心配なことはあるか尋ねたところ、最多は「特に心配なことはない」だった。次いで、「お墓の維持や管理費など、経済的な負担が気になる」、「お墓のことで子供に迷惑をかけるかもしれない」、「お墓の世話をしてくれる人がいない」と続いた。(蒲生杏奈)