子どもがある程度大きくなると、お泊まり会をすることもあるでしょう。迎えるママとしては準備もありますが、できるだけタッチしない方法もありますね。でも、その対応に納得できない親御さんもいるようです。ママスタコミュニティのあるママから、こんな相談がありました。
『中学生の息子のお泊まり会を、お風呂は各自で入ってくる、夜は外食、朝はコンビニ、布団だけは用意することを条件に許可した。泊まりにきた子の親の1人に「ありがとう。でも朝ごはんがまさかコンビニとは、びっくりした! うちのときは出したよ」と言われた。その「うちのとき」に息子は参加してないどころか、一度も家に行かせてもらったことがない。わが子がおもてなしをしてもらった過去があるならまだしも、よその子にやったおもてなしをうちに求めるのは、ちょっと違うと思わない?』
投稿者さんは、中学生の息子さんたちのお泊まり会を条件付きで許可しています。布団は用意しますが、食事に関してはほぼノータッチ。でも、それに違和感があった親御さんもいたようですね。軽く文句を言われてしまい、投稿者さんもカチンときています。子どもたちのお泊まり会への対応の仕方は、迎える側によって違ってくるのでしょう。ほかのママたちからも意見が届いています。
お泊まり会は大変。その家のルールに従うのは当然では?
『息子が泊めてもらう側になったら、お泊まり会をしてくれてありがとうとしか思わないけれどなぁ。自分がするから相手にも求めるのは違わないかな? 泊めてもらった側が文句言うなんて、恥ずかしいと思うんだけれど』
『普段の家遊びと同じだよね。その家の保護者がルールを決めればいい、納得できないならこなくてけっこうだよね』
子どもたちを迎える家では布団や食事の用意をするなど、準備もたくさんあることでしょう。そういった準備が苦ではないママもいますが、投稿者さんの場合は違います。できるだけ労力をかけたくないと思うので、食事の準備はしていません。でも、それが条件だったのですから、後から何か言われるのは心外ですよね。家庭によってルールはありますし、ママの考えも違いますから、迎えてもらったほうは感謝の気持ちを伝えるだけでよかったのではないでしょうか。
気を遣うから「お構いなしで」がちょうどいい
『子どもからしても親からしても、お風呂と食事は自分たちでした方が気を遣わないでいられて楽だと思うけれどね』
『私はいろいろともてなしてもらうと気を遣ってしまうから、投稿者さんみたいな感じのほうが、泊めてもらう側からしたら気楽だな』
今回はお風呂も食事の準備も各自ですることになっていますが、実はそのほうが気楽な場合も少なくないようです。食事を出してもらうとなると、手間やコストを考えてしまい、逆に気を遣ってしまうこともあるでしょう。子どもを泊めてもらう親からすると、できるだけ「お構いなし」が楽なのかもしれません。
子どもたちが楽しめたかどうかが大切
『泊めてくれるだけでありがたいよ。子どもたちは楽しかったんでしょ。それでいいじゃん。みんなでコンビニで朝食を選ぶのだって楽しめばいいじゃん』
『中学生になると、投稿者さんのやり方のほうが喜ぶよね。私も小学生ぐらいまではもてなしていたけれど、中学生ぐらいからは程々にしている。それでも息子たちは楽しそうにしているから、投稿者さんの家のお泊まり会もきっと楽しんだと思うよ』
今回は親御さんからクレームのようなことを言われてしまいましたが、大切なのは子どもたちが楽しめたかどうかではないでしょうか。中学生からすれば、親には構ってほしくないと感じることもあるでしょうから、「自分たちでできることは自分たちでする」という投稿者さんのスタンスのほうが過ごしやすかったかもしれませんね。
もし今後もお泊まり会をすることになっても、投稿者さんのやり方を変える必要はないのでしょう。招かれる側が不満を感じるのであれば、投稿者さんに改善を求めるのではなく、参加をしなければいいだけのことです。お泊まり会を子どもたちの年齢や人数などを踏まえて、お互いに気遣いがなく楽しめる方法をとることが大切になってきそうですね。
文・こもも 編集・みやび イラスト・善哉あん
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