レバノン南部でPKO=平和維持活動を担う国連レバノン暫定軍は、イスラエル軍が陣地にあるフェンスなどを「意図的に破壊した」と非難する声明を出しました。
国連レバノン暫定軍は8日、イスラエル軍のブルドーザーや掘削機が、レバノン南部の暫定軍の陣地にあるフェンスなどを「意図的に破壊した」と明らかにし、「明白な国際法違反だ」と非難しました。
暫定軍は抗議したということですが、イスラエル軍は「暫定軍の陣地内でいかなる活動もしていない」と否定しているということです。
また、暫定軍の車列近くでドローン攻撃があり、隊員5人がけがをしています。
暫定軍は、イスラエルとレバノンの国境地帯を監視する平和維持活動を続けていますが、イスラエル軍は9月にレバノン南部に地上侵攻して以降、暫定軍の施設などへの攻撃を繰り返しています。
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