「1億円を貯金できる人」ってどんな特徴がある?

3

2024年11月09日 19:31  All About

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

All About

1億円を貯金するためには、どうすればよいでしょう。その方法は1つだけで、「収入が支出を上回るようにして、その差が1億円になるようにすること」ことです。
このたび、以下の質問をいただきました。

「貯金目標1億円達成できるのはどんな人? 投資しなくても1億円貯まるの?」(30代)

この記事では、この質問に対して、筆者の考えを述べます。

1億円貯金できるのはどんな人?

1億円を貯金するためには、どうすればよいでしょう。その方法は1つだけで、「収入が支出を上回るようにして、その差が1億円になるようにすること」です。これを実現できる人は、いろんなタイプに分けられます。

差別化のうまい人

まず考えられるのは差別化のうまい人です。

特に差別化がうまい人は「世の中から強く求められているけど、周りにはライバルが少なく、しかも自分が得意で好きなこと」を仕事にします。差別化がうまい人は自分を売り込むのが上手で、高給取りになりやすいです。

給料が多いほど貯金しやすくなりますから、差別化がうまい人は1億円を貯めやすいでしょう。

物欲のない人

つぎに考えられるのが物欲のない人です。

物欲がある人は、手元にお金があると使いたくなるものです。お金を貯めてみれば分かりますが、お金が貯まると「そろそろ使ってもいいかな」と感じるものです。物欲がある人だとなおさら、1億円が貯まるずっと前に、貯金ペースを落としたり、支出を増やしたりするでしょう。

しかし、物欲がない人は、お金を稼いでも使いません。もちろん使おうと思えばいくらでも使えますが、「使う必要のないお金を使う」ことに喜びを感じないのだと思います。筆者も物欲はないほうで、むしろ日に日に増えていく預金残高を見て「フフフ」と1人でニヤけるタイプです(笑)。

コツコツ続けられる人

コツコツ続けられる人も1億円を貯めやすいです。

そもそもの話として、1億円を短期間で貯めるのは無理です。1年では達成できないし、10年続けても、1億円貯められる人はほんの一握りしかいません。20年とか30年とか地道に続けて、やっと達成できるのが普通です。

「1億円を貯める」と数字ばかりが先行して、お金が貯まっていくプロセスを楽しめない人は、たぶん挫折します。ゲーム感覚でお金を貯めたり、ところどころで自分にご褒美をあげてモチベーションを自分で保てる人は、成功しやすいと考えられます。

投資している人

投資している人も1億円を貯めやすいです。

投資をしている人は、あるていど資産が貯まってくると、労働所得より金融所得のほうが多くなるタイミングが来ます。「1カ月働いても給料は月50万円だけど、投資の利益は月100万円」ということになります(すでに筆者がその状況です)。

足元では株式市場が好調で、5年前に投資をはじめた人は、たぶん資産が2倍くらいに増えているでしょう。1億円をすべて自前で用意するよりも、金融所得を作りながらお金を貯めるほうがはるかにスピーディーだと思います。逆に、投資をしないなら、1億円を貯めるのに2倍以上は時間がかかる気がします。

まとめ

以上をまとめると、1億円貯金できる人は、以下のような人だと思います。

●差別化がうまい人
●物欲のない人
●コツコツ続けられる人
●投資している人

「自分はどれにも当てはまらない!」と思った方も、心配する必要はありません。いずれも努力で身につけられるものですし、さいきんはビジネス書や投資書籍もかなり充実していて、勉強しやすくなっています。

千里の道も一歩から。本気で1億円を貯金したい人は、まず100万円くらいを目指して、貯金をはじめてみてはいかがでしょう?

文:中原 良太(個人投資家・トレーダー)

18歳に株を始め、25歳でYahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」を受賞。主に株式投資とマネー(お金)についての情報をSNSやYouTube、メルマガなどで発信。IQ上位2%のMENSA会員。
(文:中原 良太(個人投資家・トレーダー))

このニュースに関するつぶやき

  • …得意だと二人分働かされて疲れて身体壊したり、他の人にまで同じ成果を最低限みたいに掲げられた日には心も壊れるからムリ。そこうまくすり抜けるか波にのらないとムリ。
    • イイネ!0
    • コメント 1件

つぶやき一覧へ(3件)

前日のランキングへ

ニュース設定