記録的な大雨で住宅の浸水など被害が相次いだ鹿児島県与論町では、避難所で一夜を過ごした住民もいました。
奄美南部は発達した雨雲がかかり続け、気象庁はきのう、与論町に大雨特別警報を一時発表しました。
降り始めからの総雨量は、1日半で1年間に降る雨の3分の1にあたる600ミリ以上に達しています。
町では住宅など29棟が床上・床下浸水、3か所で土砂が崩れ、県道の一部が通行止めになるなど被害が相次ぎました。自宅が被災し、避難所で一夜を過ごす住民もいました。
避難した人
「家の中は床上浸水になって泥がある。赤ちゃんがいるので、そこで寝かせるわけにはいかない」
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今回の災害では、避難所の設置や住宅の応急修理などの費用を、国と県で負担する災害救助法が適用されています。