栃木、茨城、群馬の51の神社から屋根の銅板などが盗まれた事件をめぐり警察は20代の男3人を逮捕しました。被害総額は4500万円にのぼるということです。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、いずれも栃木市の無職の山本涼容疑者(24)、堀龍輝容疑者(24)、それに21歳の男の3人です。
警察によりますと3人はいずれも神社の屋根の銅板などを盗んだ疑いがもたれていて、犯行はおととし11月から今年5月にかけて、栃木、茨城、群馬にある神社51か所に上るということです。
最も被害が大きかったのは茨城・笠間市にある神社の、銅板およそ1000枚、1000万円相当で、51か所の被害総額は4500万円に上るとみられています。
3人は、脚立で神社の屋根によじ登り、バールなどで銅板をはがしたとみられていて、盗んだ銅板はビニール袋に入れて事前に盗んだ車などに乗せ、運んでいたということです。
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3人は、調べに対し、全員容疑を認めているということです。