ブラックフライデー認知度、初の8割超え 消費者は何に期待している?

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2024年11月18日 06:51  ITmedia ビジネスオンライン

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ブラックフライデー、消費者は何を期待?(提供:ゲッティイメージズ)

 「ブラックフライデー」の認知度が8割を突破――電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」を運営するONE COMPATH(東京都港区)がそんな調査結果を発表した。食料品や日用品の値上げが相次ぐ中、消費者はブラックフライデーに何を期待しているのか。


【画像】「ブラックフライデーで買いたいもの」4位以下はどうなった? 全ての結果をグラフで見る(計5枚)


 ブラックフライデーについて「知っている」とした人は83.7%に。2023年(75.8%)から7.9ポイントの増加となり、2017年の調査開始以来初めて8割を超えた。


 年代別に見ると、30〜50代では8割以上の人が認知しているという結果に。特に40代では86.0%、50代では86.2%と高い認知度を示している。


 2024年のブラックフライデーにおいては、47.2%と5割近くの人が「買い物をしたい」との意向を示しており、2023年(43.7%)から3.5ポイントの増加となった。


 「買い物をしたい」とした人が購入予定の商品・サービスは、「日常的な食料品」(70.5%)が最多に。「ファッション・衣料品関連」(38.0%)、「日用品・衛生用品」(23.8%)が続いた。


 食料品や日用品、衛生用品については「米が高いので安くなっている時に購入したい」(40代女性)、「トイレットペーパーやキッチンペーパーなどのよく使う消耗品を買い置きしておきたい」(30代女性)といった、節約志向を反映した声が上がっている。


 購入予定の商品・サービスの用途は、「日常使い」(70.7%)が最多となり、「自分へのご褒美」(37.6%)、「節約のためのまとめ買い」(19.3%)が続いた。


 購入予算は、「5000円〜1万円未満」が28.4%と最多に。「1万円〜3万円未満」(25.6%)、「3000円〜5000円未満」(17.4%)が続いた。


 2023年と比較すると、「3000円未満」(13.6%)および「3000円〜5000円未満」(17.4%)の割合がそれぞれ減少する一方で、1万円以上(1万円〜20万円未満)の割合が増加。ONE COMPATHは「購入予算は増加傾向にある」と分析している。


 調査は2024年10月25〜30日、「シュフーポイント」会員に対して実施。1万5823人から回答を得た。



このニュースに関するつぶやき

  • 認知度ねぇ。ブラックフライデーは、感謝祭の翌日なのがミソなんだよ。米国民は、感謝祭には必ず帰省して家族と七面鳥を食べる。日本の正月以上だよ。その翌日に家族で年末の買い物をする日だという認知があるのかねぇ。
    • イイネ!4
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