藤田晋オーナー所有の2.1億円馬 京都2歳Sでクラシックに弾みをつける“ゴラッソ”を決めるか

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2024年11月20日 20:00  netkeiba

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野路菊Sを快勝したエリキング(今年9月撮影、ユーザー提供:ごっちさん)
「ウマ娘」の藤田晋オーナーが所有するエリキング(牡2、栗東・中内田充正厩舎)が、京都2歳ステークス(2歳・GIII・芝2000m)で重賞初制覇を狙う。

 エリキングは父キズナ、母ヤングスター(Youngstar)、母の父High Chaparralの血統。母は18年の豪G1クイーンズランドオークスの勝ち馬。23年のセレクトセール1歳では2億1000万円(税抜)の高値で取引された。馬名は藤田オーナーが社長を務めるサッカーJ1・FC町田ゼルビアのFWエリキ選手に由来している。

 6月京都の新馬(芝1800m)は重馬場も何のその、中団から外を回しての差し切り。2着のサラコスティが次走を9馬身差で圧勝したようにメンバーレベルも高かったので、非常に評価できる内容だった。続く野路菊Sも快勝してデビュー2連勝。良血が揃う藤田オーナーの2歳世代の中でも、エースといえる存在だ。

 今回は重賞初挑戦となるが、メンバー中唯一の2勝馬として、不動の主役となる。初戦で2着に下したサラコスティとの再戦に注目が集まるが、必勝あるのみ。オーナーに昨年のシンエンペラーに続く連覇を届け、クラシックに弾みをつける“ゴラッソ”を決めるか。

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