MLBで今年最も活躍した投手に贈られるサイ・ヤング賞が日本時間21日(現地20日)に発表され、ナ・リーグはブレーブスのクリス・セール(35)、ア・リーグはタイガースのタリック・スクーバル(28)が選出された。
全米野球記者協会(BBWAA)所属の会員30人による投票によって決まり、MLBネットワークの番組内で受賞者を発表。両者ともに初の栄冠で、セールは1位票「26人」を獲得しメジャー15年目で悲願達成。20日が誕生日のスクーバルは1位票「30人」の“満票受賞”で、最高のバースデープレゼントとなった。
セールは今季リーグトップの18勝を挙げ、225奪三振、防御率2.38の“投手3冠”を達成。スクーバルも同じくリーグトップ18勝、防御率2.39、228奪三振をマークし、両リーグで3冠獲得投手がそろって栄冠を手にした。
史上3度目となる両リーグ揃っての満票受賞が期待されたが、スクーバルは満票も、ナ・リーグはフィリーズのザック・ウィーラー(34)に4人が1位票を投じた。
また、ナ・リーグでは新人賞を獲得したパイレーツの“怪物”ポール・スキーンズ(22)が、最終候補に入るも1位票は「0人」の3位で“W受賞”は叶わず。さらにカブス・今永昇太(31)が3位票7人で5位に入った。昨年はブレイク・スネル(パドレス)、ゲリット・コール(ヤンキース)が受賞。
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リーグMVPは明日22日に発表され、ドジャース・大谷翔平(30)が2年連続自身3度目の獲得となるか期待が高まる。