目下、やることなすこと、すべて批判にさらされているのが、石破茂首相である。
11月19日夜(日本時間20日午前)、APEC首脳会議とG20サミットを終えて帰途についた同首相。ところが今や、日本を発つ前と国民の“見る目”がすっかり変わってしまったようだ。
まずは18日、おそらく総裁選前に撮られたものであろう、街頭演説先と思われる場所で石破首相がおにぎりを食べている動画がXで拡散(現在は削除)。すると、その食べ方の汚さにSNS上からツッコミが殺到してしまうことに。
《観光気分かよ》
そんな過去の残念な姿が掘り起こされたばかりではなく、今度はリアルタイムで世界に恥をさらすことになったのが、APEC首脳会議での“立ち振る舞い”。会議が始まる前、各国の首脳がお互いあいさつを交わす中、石破首相はポツンと席に座り、ひとりスマホを操作したり、腕組み。しかもこの後、各国首脳があいさつに訪れる中、石破首相は立ち上がらず座ったまま握手。こうしたマナーの悪さに批判が殺到し、本格外交デビューの現場で、とんだ“成果”をあげてしまったのだ。
さらに19日、自身のXに《コパカバーナの夜明けです》と題し、G20サミットのため訪れたブラジルのリゾートビーチの夜明けの写真を投稿。ところがこれがまた物議を醸してしまう。
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《観光気分かよ》
《帰ってくんな、日本の恥》
《首相のくせに風景撮り》
《頼むから今すぐ礼儀作法を勉強してくれ》
など、悲痛な叫びともとれる意見が寄せられてしまった。やはり空気を読めていなかったのだろうか?
「石破首相は外遊している間、自分にそこまでバッシングが飛んできているとは思っていなかったのでしょう。今回のビーチの投稿も、過密スケジュールを終えた解放感からか、気軽に投稿。純粋に海岸の夜明けの美しさに見とれてフォロワーと共有したかっただけなのかもしれませんが、これがかえって国民感情を逆なでしまったようです。今も辛らつな声が書き込まれており、正直、ここまで賛同のないコメント欄も珍しいです」(スポーツ紙記者)
首相にはマナーに関して、より厳しい目が注がれるが、果たして……。
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