合鍵作って女性部下宅に侵入、下着漁りした日産社員の容疑者宅から返ってきた“女性の言葉”

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2024年11月23日 15:10  週刊女性PRIME

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『日産自動車』社員が部下宅侵入容疑で逮捕された

 神奈川県大和市在住の30代女性部下宅に侵入して下着を盗もうとしたとして、警視庁渋谷署は11月18日、同県海老名市に住む日産自動車社員・鈴木智広容疑者(55)を住居侵入と窃盗未遂の疑いで逮捕した。

 社会のハラスメント意識がどれほど高まっても、セクハラ、パワハラ上司は後を絶たないが、ここまで気持ち悪い上司はレアケースだろう。

 犯行は11月15日午後7時ごろ、週休2日制の多くの会社員が解放的な気分になる金曜日の夜だった。

「同じ職場の女性部下宅に侵入し、下着などを物色した疑いです。“家に入って下着を物色したことに間違いないが、盗むつもりはなかった”などと容疑を一部否認しています。この女性に“好意を抱いていた”といい、6月に女性のカバンから勝手に鍵を取り出して型を取り、合鍵をつくって計40回ほど侵入したと話しているようです。女性の勤務中を狙った犯行とみられます」(全国紙社会部記者、以下同)

 つまり、女性宅侵入は、ほぼ週2回ペースといえる。部下に仕事をさせておいて、“お先に”とその隙に変態行為を繰り返していたのかもしれず、悪質きわまりない。

渋谷区で別の女性を盗撮した疑いから発覚

 神奈川県内で発生した事件を警視庁が扱ったのは理由がある。

「11月17日に東京都渋谷区のゲームセンターで別の女性を盗撮をした疑いがあったのが犯行発覚のきっかけです。警察官が鈴木容疑者に事情を聴いた際、所持するスマートフォンから女性部下宅で盗撮したとみられる動画が見つかりました。女性部下宅の浴室やキッチンには小型の隠しカメラが設置されており、侵入したときにカメラのメモリーカードからデータをコピーしていたようです。ほかにスマートフォンでも下着を直接撮影していたとみられ、捜査当局は性的姿態撮影処罰法違反の疑いでも調べる方針です」

 関係者によると、同社の開発部門で働く鈴木容疑者は、30代半ばのころ神奈川県海老名市内の大型分譲マンションを購入。家族と暮らし、温和そうにみえる紳士だという。

 同マンションの女性住人は、

「そんなイヤらしいことをする人が住んでいるとは思いませんでした。勝手に忍び込んで、こっそり下着をいじるなんて気持ち悪い。被害に遭われた女性の心中を考えると、逮捕されてよかったです。このあたりで不審事案発生の情報はありません。裏切られた容疑者の家族もかわいそうですよね」

 と眉をひそめる。

 週2回ペースの“寄り道”のアリバイ工作など、家庭内で不審な様子はなかったか。容疑者宅のインターホンを押して取材を申し込むと、女性が出て一拍、間をあけた後、

「申し訳ありませんが、お帰りください」

 とだけ言ってインターホンを切った。

どうやって部下の自宅住所を知り得たのか

 合鍵も簡単には作成できないはず。被害女性宅の鍵の型取りをしても、元鍵もスペアキーもなく型だけから複製するのは、業者が防犯上の理由などから受けなかったり、身分確認を求めることもあるという。

 仮に自作できる技術があったとしても、部下の自宅住所は個人情報にあたるためアクセスできる権限者は限られるはずだ。

 勤務先の日産自動車に「鈴木容疑者は女性部下宅の住所を知り得る立場にあったのか」と質問すると、

「お答えできません」(広報部、以下同)

 と回答。

 鈴木容疑者の役職や入社年、処分の検討、勤務評価などについても質問したが、いずれも答えられないという。

「従業員が逮捕されたことはたいへん遺憾です。警察の捜査には全面的に協力してまいります」

 と話すのみだった。

 住所を調べ、合鍵をつくり、留守を狙い、さまざまな手段で欲望を満たす。トンデモ上司と言わざるを得ない

このニュースに関するつぶやき

  • 勝手に合鍵を作って被害者宅に侵入し、浴室等に隠しカメラを設置したり下着を物色したりしたのに「盗むつもりはなかった」ってそこだけ否認されても…ねぇ(疑)
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