11月24日は大塚明夫さんのお誕生日です。
大塚明夫さんは1980年代に声優デビュー。第9回声優アワードでは、声優という職業をメディアを通じて広めた人物に贈られる富山敬賞を受賞しました。
2024年は『ぽんのみち』や『ザ・ファブル』、『殿と犬』など、多くのタイトルに出演。今後も『PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX』や『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』、『サラリーマンが異世界に行ったら四天王になった話』などの作品でメインキャストを務めます。
さらに音楽朗読劇「READING HIGH noir」の第2回公演『THANATOS〜タナトス〜』にも出演するなど、幅広いメディアで活躍中です。
そこでアニメ!アニメ!では大塚明夫さんのお誕生日をお祝いする気持ちを込めて「演じた中で一番好きなキャラクターは?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。11月14日から11月17日までのアンケート期間中に171人から回答を得ました。
男女比は男性約50パーセント、女性約40パーセント、無回答が約10パーセントで、男性が少し多め。年齢層は19歳以下が約30パーセント、20代と40代がそれぞれ約25パーセントと幅広い世代から投票がありました。
■主人公からライバル、動物までランクイン!
第1位
1位は『メタルギアソリッド』のソリッド・スネーク。支持率は約15パーセントで、昨年の2位からトップとなりました。
「ハードボイルドな重厚感のある声で、“待たせたな”の決めゼリフがカッコイイ! ダンディの中にも温かみのあり、仲間たちとの無線でのやり取りも見どころ」や「敵基地への単独潜入を得意とした凄腕の傭兵。渋さの中にあるお茶目さが光っていて、大塚さんにしかできない見事な役だったと思います」と人気ゲームの主人公を担当。「作品によって異なるスネークを演じていますが、どの作品でも心に残る発言を残しています。“いいセンスだ”はよくマネしていました」と名ゼリフも数多くあるキャラクターです。
第2位
2位は『ブラック・ジャック』のブラック・ジャック。支持率は約11パーセントで、昨年の3位からランクアップしました。
「クールで落ち着いた雰囲気の声も、命への熱い思いを語る声も、ピノコとの可愛らしいやり取りも最高です。BJ先生が私のオタクへの扉を開いてくれました」や「大塚さんの理知的な芝居がブラック・ジャックの魅力を引き立てているから。高額な治療費を要求するときに啖呵を切る、あの声がイイ!」ともぐりの天才外科医を演じています。また『ブラック・ジャック』の関連作品にも複数出演しており、「今年放送された実写ドラマ版では、とある重要シーンで大塚さんが声の出演をしていて驚いた」といったコメントも寄せられました。
第3位
3位は『文豪ストレイドッグス』の福地桜痴。支持率は約7パーセントで、昨年のトップから順位を下げましたが、トップ3はキープしています。
「かつては戦場の英雄、裏ではテロ組織の首領という二面性を持ち、声色が変わるお芝居には鳥肌が立ったほど。親友の福沢諭吉との剣豪対決も印象的。そして彼の本当の目的を知ったときは驚きました」や「壮年のキャラクターらしいダンディな声がベストマッチ! 大塚さん以外に合う人が想像できない」と主人公たちに立ちはだかる強敵がランクインしました。
■そのほかのコメントをご紹介!
『モブサイコ100』エクボには「神になるという野望を抱いた悪霊ですが、根は世話焼きで優しくてモブくんと信頼関係を築いていきます。第3期で友達が欲しかったんだと気付くシーンに感動しました。大塚さんはナレーションやサイコヘルメット役でも作品を彩っています」。
『俺、つしま』つしまには「ふてぶてしくて貫禄があるのに可愛いキジトラの猫。おじいちゃんがメロメロになるのもわかる!」。
『楽しいムーミン一家』ムーミンパパには「ムーミンパパのユーモアや年長者の哀愁、変わらない少年心を深みのある声色で届けているから。ムーミンの冗談でフローレンが自分を王女だと思い込んでしまう回では“バレリーナなんて言わなくてよかった”のセリフに笑わされました」。
『忍たま乱太郎』山田伝蔵には「小さい頃から山田先生のことが大好きです。父親である大塚周夫さんから役を受け継ぎ、キャラの魅力を引き出しているのが素晴らしい。今年の忍たま映画が楽しみ!」と12月20日に劇場版『ドクタケ忍者隊最強の軍師』の公開が控えるタイトルにも投票がありました。
2024年版ではゲームのキャラクターがトップに。主人公に立ちはだかる敵役や、人間以外のキャラクターも目立つ結果となっています。
■ランキングトップ10
[大塚明夫さんが演じた中で演じた中で一番好きなキャラクターは? 2024年版]
1位 ソリッド・スネーク 『メタルギアソリッド』シリーズ
2位 ブラック・ジャック 『ブラック・ジャック』
3位 福地桜痴 『文豪ストレイドッグス』
4位 京楽春水 『BLEACH』
5位 新城肇 『ゆるキャン△』
5位 山田伝蔵(2代目) 『忍たま乱太郎』
7位 つしま 『俺、つしま』
7位 バトー 「攻殻機動隊」シリーズ
7位 マーシャル・D・ティーチ 『ワンピース』
7位 ワムウ 『ジョジョの奇妙な冒険』
(回答期間:2024年11月14日〜11月17日)
■ランキングトップ20
[大塚明夫さんが演じた中で演じた中で一番好きなキャラクターは? 2024年版]
1位 ソリッド・スネーク 『メタルギアソリッド』シリーズ
2位 ブラック・ジャック 『ブラック・ジャック』
3位 福地桜痴 『文豪ストレイドッグス』
4位 京楽春水 『BLEACH』
5位 新城肇 『ゆるキャン△』
5位 山田伝蔵(2代目) 『忍たま乱太郎』
7位 つしま 『俺、つしま』
7位 バトー 「攻殻機動隊」シリーズ
7位 マーシャル・D・ティーチ 『ワンピース』
7位 ワムウ 『ジョジョの奇妙な冒険』
11位 次元大介(2代目) 『ルパン三世』
12位 アナベル・ガトー 『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』
12位 オール・フォー・ワン 『僕のヒーローアカデミア』
14位 エクボ 『モブサイコ100』
14位 星奈陽一 『スター☆トゥインクルプリキュア』
14位 ライダー(イスカンダル) 『Fate/Zero』
17位 緒方一神斎 『史上最強の弟子ケンイチ』
17位 ストロング・ザ・武道 『キン肉マン 完璧超人始祖編』
17位 範馬勇次郎 『バキ』
17位 ネモ 『ふしぎの海のナディア』
17位 ムーミンパパ 『楽しいムーミン一家』
(回答期間:2024年11月14日〜11月17日)
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。