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大阪府教委は28日、生徒の自転車を盗んで通勤に利用していたなどとして、府立高校の男性教諭(32)を懲戒免職処分としたと発表した。処分は同日付。
府教委によると、男性教諭は2022年9月、勤務していた高校に駐輪された女子生徒の自転車を自家用車に積んで盗み、約1年にわたって自宅から最寄りのバス停までの通勤に使っていた。23年9月に盗んだ自転車で帰宅中に、警察官の職務質問を受けて盗んだことが発覚。24年2月に起訴猶予処分となったが、その直近まで男性教諭は学校に報告していなかった。府教委の聞き取りに「自転車を見た瞬間、通勤で使用しようと思い、衝動的に出来心が芽生えてしまった」などと話しているという。教諭は2月以降、自宅待機などで教壇には立っていなかった。
また、児童の背中をたたいたり、机や椅子を蹴ったりするなど、保護者からの指摘があったにもかかわらず繰り返し体罰をしたとして、吹田市立小学校の男性教諭(45)を減給10分の1(6カ月)、通勤手当の不正受給をしたとして府立支援学校の男性教諭(46)を減給10分の1(3カ月)とした。いずれも28日付。【戸田紗友莉】
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