同じ年頃の子どもを持つママ同士で、子どもが幼稚園や保育園、学校に行っている間にランチ会を開くこともあるでしょう。美味しい食事をしながら、子どものことや家族のことなど話に花が咲きますよね。今回の投稿者さんもママ友5人でランチ会を楽しんでいるようですが、一つ心配ごとがあるようです……。
『いつも私から誘って5人でランチに行きます。他の人からはランチ行こうって言われません。誘い待ちなのか、もしかしたら行きたくないのか。どちらだと思いますか?』投稿者さんはいつもランチ会を企画する側。他のママたちが気を遣って来てくれているのだろうか、と心配な様子です。
誘いたいなら誘ってOK
投稿を読んだママたちから多く寄せられたのは「イヤなら断られるのでは?」という声でした。仕事のお付き合いではありません。ママ友同士のランチ会なのですから、行きたくなければ断ればいいだけの話です。にもかかわらず、毎回5人が揃うのですから、皆が集まりたくて集まっているのではないでしょうか……?
なかには、自分ばかり誘うことになっても気にしないというママもいます。
『私も自分が誘う側なので、気が向いたときに計画して誘っている。でも誘うのがしんどいならやめたらいい』
『投稿者さんが言い出さないと集まらない空気になっているのでは? それも定期的だから、他のママは次のお誘いまで待つだけなんだと思う』集まる4人のママたちは、投稿者さんからの誘いを「待っていました!」という状況なのでしょう。「投稿者さんが声をかけて集まる」との流れになっているから、ママたちはその空気を読み取っているのかもしれません。日時や場所決めなど幹事としての投稿者さんの手腕が認められているともいえそうです。
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誘うことが苦手なママたちもいる
寄せられたコメントには「誘われれば行くけれど、自分からは誘わない」という人も少なくありませんでした。断られたらどうしようと弱気になるママたちもいるようです。
『私も自分からは誘わないけど、誘われたら行く。言い出しっぺって日にちや場所を取りまとめなきゃいけないでしょう? それが少し苦手なのよ』
『5人のランチを誘うって、1対1と違ってハードル高い。普段私も誘う側だけれど、5人のランチなら、誘われ待ちになると思う』ママ友とは子どもがいるということだけが共通点で、年齢もそれまでの暮らしも仕事も違います。子どもを介した関係ということで、やや気の遣う相手です。ランチをしたいけれど気軽に誘えない、と考えるママも少なくないのかもしれませんね。
こんな事情を告白するママもいました。
『たまにランチする4人のグループで、誘ってくるのはいつもAさん。Aさんのことは好きだから行くけれど、そのグループにどうしても苦手なBさんがいる。だからBさんのいるグループのランチには行きたくない。Bさんが来ると予想できるランチ会は自分からは企画しない』たかがランチ会、されどランチ会。参加する心の内はそれぞれに複雑なようです。
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せっかくのママ友ランチ会。毎回来ているなら楽しんでいるってこと
自分から誘えないママにとっては、投稿者さんのような存在は救世主です。
『ランチ会の話題が他人の悪口ばかりなら、悪口のターゲットになりたくない一心で参加する人もいるかもしれない。でも投稿者さんが誘うランチ会が楽しく会話が弾んでいるのなら、みんな喜んで来ていると思う』
『私は自分から声をかける方ではないのだけれど、誘ってくれたら嬉しいよ。「楽しかった」「またランチ行こう」と、みんながそんな反応なら、本当に楽しいんだと思うよ』「私は出不精だから、自分から誘うことはないけれど、誘われたら嬉しくてホイホイ出かけるよ」というママも。誘われたら嬉しい、と感じているママたちも多そうです。
投稿者さんがランチに誘うと、必ず5人揃うのです。事情があって1人、2人欠けてもよさそうですが、それもなく、皆が同じ日時に揃うのです。ということは、少なくともイヤイヤ参加しているということはないでしょう。ランチ会のメンバー4人は「いつも声かけてくれるから、お誘いがあるまで待っていよう」そんな気持ちなのではないでしょうか。
もし投稿者さんが幹事役に疲れたのであれば「次のランチ会は誰かが日時と場所を決めてくれると嬉しい」と素直に話してみてはどうでしょう。気持ちよく引き受けてくれる人がいるかもしれません。4人のママ友の中でも積極的なママ、気が許せるママに相談してみるのも良さそうです。投稿者さんが”自分だけ張り切っている”という感覚から抜け出せそうです。
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文・岡さきの 編集・すずらん イラスト・善哉あん