21歳でバイエルンの“顔”に…ムシアラが明かすレジェンドからの教え「完成度の高い選手にしてくれた」
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2024年11月29日 16:50 サッカーキング
バイエルンに所属するドイツ代表MFジャマル・ムシアラが、かつて指導を受けた元ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼ氏について言及した。28日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
現在21歳のムシアラは2019年夏にバイエルンの下部組織に加入すると、翌年6月にクラブ史上4番目に若い「17歳3カ月25日」でトップチームデビューを飾った。その3カ月後には当時のクラブ史上最年少ゴール記録(現在は2位)を更新。瞬く間に主力に定着し、ここまで公式戦通算179試合で52ゴール35アシストをマークしている。
若くして欧州屈指の名門バイエルンの顔とも言うべき存在にまで成長したムシアラだが、その背後にはかつてドイツ代表の“レジェンド”クローゼ氏による指導があるという。ドイツ代表の歴代最多得点記録を誇るクローゼ氏は、現在ニュルンベルクを率いているが、2018年夏からの2年間はバイエルンU−17チームの監督を務めていた。トップチームデビュー前に同氏の指導を受けたムシアラは、次のように当時を振り返っている。
「嘘をつくつもりはないが、時々イライラすることもあったよ。でも、彼は僕をより完成度の高い選手にしてくれたし、お互いにとても良い関係性を築いている。守備面に関しては理解できないことが多く、その点で僕は未熟だった。当時の僕はただ攻撃をして、相手を出し抜きたいと思っていた。しかし、守備をしなければならないということを彼から毎日にように叩き込まれた。彼がいなければ、こんなに早くトップチームデビューすることはできなかったよ」
母国の“レジェンド”の指導を受けて大きく成長したムシアラは、今シーズンもここまで公式戦16試合で9ゴール4アシストをマークするなど、ヴァンサン・コンパニ監督率いるチームの主軸として躍動している。
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