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11月27日、兵庫県神戸市の老舗タウン誌『月刊神戸っ子 KOBECCO』の編集部が公式ブログでPR会社「merchu」の社長である折田楓氏に関する声明を発表。その内容が大きな波紋を呼んでいる。
この日、ブログで《この度、一部メディアにおいて、弊誌(月刊神戸っ子 KOBECCO)と株式会社merchu 折田楓氏(以下、折田氏)に関する内容が掲載されておりますが、その内容に多数の誤情報が含まれていることによる誤解、および弊誌における業務に重大な障害が生じております》と切り出した同編集部。続けて、こう綴った。
《折田氏は、弊誌(月刊神戸っ子 KOBECCO)の撮影において、過去にモデルとしてご参加いただいた経緯がございますが、それ以外の編集作業、記事執筆などの活動には一切関与しておりません。また、メルチュ(株式会社merchu)が運営しておりますSNS「Kobecco」と弊誌は、全く関係がございません。弊誌(月刊神戸っ子 KOBECCO)は、全て大文字のローマ字表記になり、メルチュ(株式会社merchu)が運営しておりますSNS「Kobecco」は、頭文字が大文字の他は小文字のローマ字表記になります》
同編集部は《しかしながら、一部のブログ記事やSNSにおいて、折田氏が弊誌の立ち上げに深く関わっているかのような表現がなされており、これが読者の皆さまや関係者の方々の混乱を招き、多数のご質問やお問い合わせをいただく事態となっております》と述べ、《今後、SNS等の誤情報により、弊誌が被害を受けました場合、法的処置をとらせていただきます》と明かした。
兵庫県の斎藤元彦知事(47)の選挙広報担当を名乗り“選挙中のSNS戦略”をネットで公開して騒動となっている、PR会社「merchu」社長の折田氏。騒動によって、斎藤知事に関する疑惑が次々に噴出し、折田氏自身や「merchu」にも厳しい目が向けられることに。渦中にいる企業と混同されることを『月刊神戸っ子 KOBECCO』編集部が避けたいのは想像に難くない。
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「折田氏が運営していた『Kobecco』は、神戸のかわいい・おしゃれな物・場所・情報を発信するというメディア。プレスリリースによると「Kobecco」の誕生は’17年7月だそうです。
しかし、1961年に創刊された『KOBECCO』とほとんど同じ名称かつ、神戸の情報を発信するという役割まで類似しています。メディアを立ち上げるにあたり、同業他社の情報は調査するはずで、知らなかったとは考えにくいです。加えて、折田氏は’19年にこの『KOBECCO』にモデルなどとして登場した経験もあるのです」(WEBメディア記者)
同業他社と酷似した名称を自社媒体につけていた折田氏。SNS上では、折田氏の行動に唖然とする人たちが続出することに。Xでは、こんな声が上がっている。
《私も知らなかったから他県の人ならまだ理解できるけど、リスペクトが足りないと思う》
《会社のプロフにKobeccoとあったので、当然KOBECCOのことと誤解してました。何これ?》
《老舗タウン誌と紛らわしい名前をつける時点でなんだかもう…》
ネットでは《普通は遠慮する。神戸では老舗の雑誌で良いイメージが定着しているので、あやかりたかったというか、関連あるように見せかけたかったのかな》と訝る声も上がる折田氏。逆風は強まるばかりだ。
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