「ヨーカ堂」買収、JIP名乗り=米ベインも、複数から選定へ―セブン&アイ

18

2024年12月02日 19:02  時事通信社

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

時事通信社

セブン&アイ・ホールディングス(左)と傘下のスーパー、イトーヨーカドーの看板
 セブン&アイ・ホールディングス傘下のスーパー、イトーヨーカ堂などを束ねる中間持ち株会社の株式売却に向けた1次入札に、国内投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)が応募したことが2日、分かった。米投資ファンドのベインキャピタルの応札も判明。入札は11月28日に締め切られており、セブン&アイは複数候補から選定作業を進める。

 セブン&アイは10月、ヨーカ堂などのスーパー事業や、雑貨店ロフト、ベビー用品店の赤ちゃん本舗などを統括する中間持ち株会社のヨーク・ホールディングス(HD)を設立。現在100%保有するヨークHDの株式を売却して2026年2月までに持ち分法適用会社化し、コンビニ事業に経営資源を集中して企業価値を高める方針だ。

 入札には他に、首都圏でスーパー「サミット」を展開する住友商事や、米ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)、フォートレス・インベストメント・グループなどが参加している。KKRは傘下にスーパーの西友を持つ。 

このニュースに関するつぶやき

  • セブンイレブンが底上げ弁当などで騙し討ちしていなければ危機など無かった。日本人の食に対する怨みは根深い。
    • イイネ!1
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(10件)

ニュース設定