第3回を迎えた現役ドラフトで阪神からDeNAへ移籍した浜地真澄投手(26)が13日、横浜市内の球団事務所で入団会見を行った。背番号は「52」に決まった。
【写真を見る】【DeNA】浜地真澄が入団会見「何となく予測はしてた」現役ドラフトで阪神から移籍、背番号は妻の選んだ“52” 萩原本部長「一番評価した選手」
浜地は「8年間阪神タイガースにいてそこを離れるっていうのは、最初やっぱり寂しい気持ちはありました」と率直な思いを吐露。現役ドラフトの連絡がきたときは「何となく自分の中で予測はしてたので、そこまで感情が上下することはなかった」と話した。
DeNAの印象を「打線がえげつないイメージ」といい、阪神時代にDeNA打線へは「投げたくないな」と思っていたという。今回の現役ドラフトでDeNAから指名を受け、「一番最初に思ったのは、あの打線にもう投げなくていいのかっていうのは思いました」と肩の荷が降りたことを明かした。
来季からは背番号「52」を背負う浜地。背番号をいくつか選ぶことができた中で、キャリアハイの“52”登板と同じである番号に「そこはまったく考えてなかったですね(笑)」と会見場を沸かせた。最終的には「こだわりがなかったので、妻に聞いて『52がいい』って言ってたんで」と背番号決定の裏側も明かした。
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自身の強みには「ストレート」を挙げ、「投手陣もレベルが高いですし、まず自分の技術を磨いていくことがチームのためになるのかなと思っているので、自分のために頑張らないとな」と浜地。「去年タイガースも日本一になったんですけど、僕自身そんなに貢献できたなっていう体感はなかったですし、僕は優勝トロフィーを触らなかったので、ベイスターズで掲げられるぐらい1年間成績残したいなと思ってます」と新天地での活躍を誓った。
会見に同席した萩原龍大本部長は「今回の現役ドラフトの中では我々が一番評価した選手。我々のチームとの相性がいいんじゃないか」と評価し、「基本的にはリリーバーで」と阪神時代と同じく中継ぎでの起用となることを話した。
浜地は2016年ドラフト4位で阪神に入団。1年目からケガに苦しみファームでの生活を送ったが、2019年に1軍に初昇格。2022年には中継ぎとしてキャリアハイとなる52試合に登板し、21ホールド、防御率1.14をマークした。今季は18試合の登板にとどまり、防御率2.11だった。