具体的な名前はないけれど、どれも大切な家事の「名もなき家事」。これに家族で気づいて協力してほしいと、東京都はそれぞれの名前やキャッチフレーズを募集し、きょう、入選作品が発表されました。
東京都 小池百合子 知事
「名もなき家事って、一つ一つは小さいことなんですけれども、積み重なると大きな負担になりますよと。家族で協力しながら取り組んでいこうというものでございます」
「トイレットペーパーの交換・補充」や「献立を考えること」など、具体的な名前はついていませんが、欠かすことのできない家事「名もなき家事」。都が「名もなき家事」を広めるためのキャッチフレーズや、それぞれに名前をつけるとしたらどうするか募集したところ、2027件の意見が集まり、きょう、入選作品が発表されました。
お風呂でボトルの裏など、ぬるっとしたところを裸で掃除する家事に名付けられたのは「ぬるりヒョン」。ほかにも洗濯の表示を確認して、普通洗いか、オシャレ着洗いなのかを選別するのは「取捨洗濯」、ご飯を食べた後、テーブルの上や下、椅子の上などにある食べカスを掃除する家事は「ごちそうじ」と名付けられました。
キャッチフレーズとして入選したのは、「小さな気づきが 大きなきずなに」「名もなき家事 やさしさ広げて 愛ある家事へ」「知らぬコトから自分ゴトに」という3つの作品でした。
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