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ゴルフボールを凍らせたりゆでたりするとどうなる……? 考えついたとしても実行する人が少なそうな実験動画がYouTubeで人気です。
動画を投稿したのは、ユーモラスな科学実験などを紹介しているYouTubeチャンネル「Nate From the Internet」。今回は、ゴルフボールにさまざまな処理をするとどうなるか実験していきます。
まずは、マイナス196度の液体窒素の中にスーパーで買った激安ゴルフボールを入れて凍らせます。しばらくして取り出すと、冷たい蒸気がボールの周りに生じています。
試しにこれをバウンドさせてみると、常温のボールと比べてあまり跳ねなくなっていることがわかりました。
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ところが中ぐらいの価格帯のボールで同じことを行うと、凍らせたものは少し跳ね返りが悪いくらいで常温のものとあまり変わりません。さらに、プロユースの高額なボールで同じことをやると、今度は常温のものとの違いはほとんどありません。高額なボールは寒さに強いのか……!
次にゴルフボールをゆでて熱を加えてみます。ゆで上がったところでバウンドさせてみると、安価なものは少し跳ね返りが弱くなりますが、中くらいの価格のものはあまり差がありませんでした。
ところが意外なことに、高額なボールは常温のものと比較して明らかに跳ね返りが弱くなっています。どうやら高価なボールは熱には弱いようです。
最後に屋外に出て、凍らせたボールを実際にゴルフクラブで打ってみたところ、安価なものは破損してかけらが飛び散ります。中には、凍らせる段階で真っぷたつに割れてしまったボールも。中くらいの価格のボールも打つと破損してしまいましたが、安価なものよりしっかり形をとどめているようです。一方、高額なボールは表面が欠けてしまったものの、なんと無傷のボールもありました。
続いてゆでたボールも打ってみたところ、こちらは表面のグリップ感が増し、いずれもいい飛びっぷりを見せます。
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この結果を受けて投稿者さんは、「凍ったゴルフボールを使うのはよくないが、ゆでたゴルフボールはナイスショットになる」と結論づけました。
興味深い実験結果に、視聴者からは「すごいですね!」「ゴルフボール選びの良いアドバイスになった」「ゴルフバッグにボールウォーマーを入れてみる!」「私は魔法瓶にボールと沸かしたお湯を入れてゴルフに行っていたよ。これでボールが飛ぶんだ!」などさまざまな反応が寄せられています。
※画像は「Nate From the Internet」のYouTubeチャンネルより引用
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