まもなくやってくる年末年始。義実家に行かないといけないママたちにとっては憂鬱な時期ではないでしょうか。そんななかママスタコミュニティには、義実家に行くとずっと皿洗いをさせられるというママからこんな投稿がありました。
『お邪魔しているから何かお手伝いするのはいいですよ。マナーとして。だからって他親族は飲み食いしているのに嫁だけずっと皿洗いって……。旦那も何も言わない。準備を手伝っていて「お客さんがきたらご飯を食べられないから」と言われ、手で一枚ローストビーフを掴んで義母に渡された。私は犬かいな』
義実家でのあまりにもひどい仕打ちに「犬みたい」「家族以下」と辛い心境を吐露していた投稿者さん。投稿者さんのようにひどい扱いをされているママもいれば、「もう義実家には数年行っていない」というママまでさまざまでしょう。この投稿に寄せられた意見や、ママたちの義実家での過ごし方についてご紹介します。
私も義実家ではずっと皿洗い。「私だけパイプ椅子だよ」というエピソードも
『私も数十年義実家では皿洗いをしているよ。洗い物は苦にならないけど、テーブルにずっと汚れた皿があるのが我慢ならない! 汚れた皿をさっさと下げて、まだダラダラ飲むなら飲むスペースを狭く追いやるように拭き上げる。でも準備はノータッチで義姉が手伝っているよ』
『私もそう。義実家は家にあるもので料理を作らないといけないから、ずっと作って洗い物している。ローストビーフを食べられるだけちょっと羨ましいくらい』
投稿者さんのように義実家に行くとずっと台所に立って皿洗いをしているというママたち。義両親や旦那さん、親族が食事や会話を楽しんでいるなかで、ママだけが1人で皿洗いをしているという状況は家政婦扱いをされているみたいでいい気分はしないですよね。ただ皿洗いそのものを苦と感じるかどうか、食事の用意までするか否かなどで、感じ方は変わってくるかもしれません。
『結婚して初めての年始の挨拶に行ったら「次回からエプロン持参してね」と言われたわ。うちはなぜか私だけ背もたれのないパイプ椅子に毎回座らされる。義弟、義母、うちの子どもたちはダイニングチェアなんだけど、子どもが一人のときは旦那もダイニングチェアだった。子どもがお年玉もらわなくなったら行かなくてもいいかなとは思っている』
この他にも義実家に行った際のエピソードが寄せられていました。そもそも義実家は旦那さんの実家であり、ママたちにとっては「帰る場所」ではないですよね。お客さん扱いをされてもいいはずなのに、嫁という立場ということで当然のように雑用をしなければならない状況は誰もがモヤモヤするところ。あからさまに自分だけの食事を用意されなかったり、自分だけみんなとは違う椅子に座らされたり。ママたちが義実家に行きたくないと思うのも納得なエピソードがありました。
皿洗いが羨ましい!何もしないのも地獄だよ
『私も最初は「何か手伝うことありますか?」と聞いていたけど、「いいから座ってて」とコーヒーとケーキを出されて、他のお兄さんの奥さんが手伝っているのにお客様状態。何回か聞いてもそんな感じだから聞くのすらやめた。手伝うのも嫌だけど、ずっと自分だけお客様状態も辛いからもう行きたくない。贅沢な悩みだよね。でも気を遣って面倒くさい』
一方で「皿洗いしているのが羨ましい」というママもいました。手伝いたいと申し出てもお客様扱いをされて何もできず、出されたケーキを食べていたというママ。義実家でいびられているママたちからするとなんとも羨ましいですが、本人としては気まずいとのこと。たしかに義母や義姉などがあくせくと働いているなかで自分は何もやらないというのは、居心地が悪いのもわかりますよね。家事労働や雑用はせずとも、何も手伝っていない後ろめたさを抱えながら義実家で過ごす時間は楽しくないでしょう。
親族と飲み食いのほうが嫌!「軽食を隠し持っていけば?」というアドバイス
『私ならスマホで動画を流しながらずっと皿洗いがいい。旦那側の親族と飲み食いしておしゃべりしたいということは全くない 』
『自分はこれでいいわ。親戚と話すなんて苦痛。義実家でまともなものを食べられるなんて思わないから、軽食を隠し持っていく。帰ってきても頭にくるなら1人で豪華なものでも食べていればいいんだよ』
この他にも「義実家で義理の親族とお喋りするほうが苦痛だから、黙って皿洗いしているほうがマシ」というママも一定数いました。また「義母の用意した美味しくもない料理を食べさせられるのも嫌」という意見も。義実家での皿洗いは「面倒事を押し付けられている」という見方もできますが、「義両親との面倒な会話を避けられる」「やるべきことがあるからそれに集中できる」といったメリットもあるのではないでしょうか。そもそも義実家で自分が好きなものを好きなように食べ、面倒なこともなく居心地よく過ごせることのほうが珍しいのかもしれません。「食べられないくらい忙しかったら、自分の軽食を持って行けばいいのでは?」といったアドバイスも。そうすれば義母から手づかみでローストビーフを渡されても「お腹は空いていないので」と断れるかもしれませんね。義実家での皿洗いを苦痛に感じている投稿者さんですが、今回ママたちから寄せられたコメントを見ると、少しは前向きに捉えられるのではないでしょうか。
文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・善哉あん
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