毎年、野生に生えている毒きのこを食用のものと間違え、食中毒になるケースが発生。同省では、被害の拡大を防止するため警鐘を鳴らしている。
「ほんとのほんとに気をつけて」毒きのこに対して農水省が警鐘
農水省は厚生労働省食品安全情報が発信したポストを引用する形で「ほんとのほんとに気をつけて 毒きのこ!」とコメント。今年は夏場に雨が多く降った影響もあり、秋の味覚の王様・マツタケが大豊作といわれている。しかし同じように毒きのこも豊作であり、全国各地で食用のきのこと誤って食べて、食中毒になる事例が発生しているとのこと。
農水省は「毒きのこを誤って食べてしまったことによる食中毒が後を絶ちません。確実に食べられると判断できない #きのこ は絶対に」「採らない!食べない!売らない!人にあげない!」と注意を呼び掛けた。
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過去には死亡事例も
毒きのこの中には、下痢や嘔吐だけでなく、呼吸困難や内臓を破壊するものも存在する。今年7月には長野県で20代男性が死亡したといった事例もあった。農水省が引用した厚生労働省食品安全情報のポストでは「体調が悪くなったら、すぐに医師の診察を!」とコメント。「野生で見つけたきのこは食べない」ことに越したことはないが、もし誤って毒きのこを食べた際には、早急に医療機関への受診を。
<参考>
農林水産省 公式X
厚生労働省食品安全情報 公式X
厚生労働省「毒キノコによる食中毒に注意しましょう」
テレビ朝news「恐怖の毒キノコ“大豊作” 『内臓破壊』『呼吸困難』の恐れ 食べた家族が全員入院も」(2024年11月14日)
※コメントは原文ママ
(文:All About 編集部)