民間の小型ロケット「カイロス」2号機がきょう、和歌山県串本町から打ち上げられました。しかし、直後に飛行中断の措置が取られたということです。
発射場近くの見学場です。朝早くから大勢の人が詰めかけ、午前11時前には、こちらではおよそ400人が固唾をのんで、その瞬間を見守っていました。
宇宙ベンチャー企業「スペースワン」が開発したカイロス2号機は予定通り午前11時に日本初の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げられました。5基の人工衛星を積んでいて、衛星軌道への投入に成功すれば民間単独では初となります。
「速すぎて見えなかった」
しかし、午前11時10分過ぎにスペースワンから「ミッション達成困難と判断し飛行中断措置を行いました」と連絡がありました。詳しいことはこのあと「スペースワン」から説明があるとみられます。
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