半兄はダービー馬 “金子血統”の期待馬が武豊騎手を背に初勝利狙う

　16年の日本ダービーを制したマカヒキの半妹となるアッサジャン(牝2、美浦・国枝栄厩舎)が、土曜中山3Rの2歳未勝利(芝1600m)で初勝利を狙う。

　アッサジャンは父ブラックタイド、母ウィキウィキ、母の父フレンチデピュティの血統。半兄のマカヒキは16年の日本ダービー馬。21年の京都大賞典では5年1カ月ぶりの勝利を手にして話題となった。また、半姉のウリウリは15年のCBC賞を制している。両親、きょうだいも金子真人ホールディングスの所有馬となっており、“金子血統”と言えよう。

　7日の中山の新馬(芝1600m)は好位のインをリズム良く追走。最後はやや伸び負けて0秒2差の3着に終わったが、レースセンスの良さは光った。迎える2戦目の今回は武豊騎手とのタッグ。今度こそは初勝利を手にして、来年に弾みを付けてみせる。