【巨人】人的補償で他球団に移籍した選手といえば…
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2024年12月27日 08:12 ベースボールキング
26日にソフトバンクから巨人へFA移籍した甲斐拓也が入団会見を行った。
甲斐は前球団の旧年俸順ランクBに該当すると言われており、人的補償が発生する。過去にもFA選手を獲得したことで、巨人から人的補償で他球団へ移籍したケースは多い。
05年オフに西武からFAで豊田清を獲得し、人的補償選手として99年オフにFAで広島から入団した江藤智が西武へ、翌06年オフにはFAで横浜の門倉健を獲得した人的補償選手として、同じく99年オフにダイエーからFAで巨人に移籍した工藤公康が横浜に。FAで入団した選手も人的補償選手で他球団へ移籍している。
さらに、長年チームを引っ張ってきた選手も人的補償で他球団へ移籍するケースもあった。18年オフ、広島からFAで獲得した丸佳浩の人的補償選手として、11年に首位打者、12年に最多安打を獲得し12年からリーグ3連覇を支えた長野久義が広島に移籍。同年オフに西武からFA移籍した炭谷銀仁朗の人的補償で、上原浩治がメジャー挑戦後、巨人のエースに君臨した内海哲也も西武へ。
若手選手でも14年オフにヤクルトから巨人にFA移籍した相川亮二の人的補償で、当時1年目のシーズンを終えたばかりの奥村展征、13年オフに広島から巨人にFA移籍した大竹寛の人的補償で2年目を終えた一岡竜司が広島に移籍したこともあった。
巨人はFAで獲得する選手が多く、若手、かつて中心だった選手などが人的補償で他球団へ移籍している。今オフ、甲斐の人的補償で他球団に移籍する選手が出るのか、ソフトバンク側が金銭補償を選択するのか、最終的にどうなるのか注目だ。
▼ 人的補償で他球団へ移籍した巨人の選手
95年オフ:川邉忠義(日本ハム)
01年オフ:平松一宏(中日)
05年オフ:小田幸平(中日)
05年オフ:江藤智(西武)
06年オフ:工藤公康(横浜)
11年オフ:藤井秀悟(DeNA)
13年オフ:一岡竜司(広島)
13年オフ:脇谷亮太(西武)
14年オフ:奥村展征(ヤクルト)
16年オフ:平良拳太郎(DeNA)
17年オフ:高木勇人(西武)
18年オフ:内海哲也(西武)
18年オフ:長野久義(広島)
20年オフ:田中俊太(DeNA)
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