韓国の国土交通省は、179人が死亡した旅客機の事故を受け、国内にあるすべての同型機について、点検を行うと明らかにしました。
韓国南西部の務安空港では、おととい、済州航空の旅客機が胴体着陸したあと、壁に激突して炎上し、179人が死亡しました。
韓国の国土交通省はきのう、事故を起こした旅客機と同型のボーイング737-800について、国内にあるすべての機材を対象に点検を行うと明らかにしました。
また、務安空港はバードストライクの発生率が国内の空港では最も高く、バードストライクが事故に影響した可能性もあるとみて、調査を進める方針です。
遺族代表
「一家の家長が亡くなり、親も亡くなり、子どもだけが残されました。この子たちはどうやって生きていけるというのでしょうか」
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こうしたなか、遺族の代表が会見を行い、政府や航空会社に対し、十分な補償を行うよう求めました。