可愛いペットが予想外の行動をする姿は、驚かされつつもいつも以上の可愛らしさを感じるものです。X(旧Twitter)に投稿されたインコ丸氏(@inkomaru001)さんの写真も予想外の行動をするインコの姿が話題となりました。投稿にはインコ丸氏さんの耳の穴に、くちばしを入れたインコの姿が激写されていて「ゼロ距離で飼い主を呼ぶ3秒前」の言葉が添えられていました。
今にも「ピーーーーッ!」と叫びそうな様子の写真に「鼓膜が!」「耳キーンですね」など、耳を心配する声が多数寄せられました。「本当にゼロ距離で吹いた」といった声や耳の中にインコのくちばしが入っていることで「もはやマイナス距離」との声も多くあり、この投稿には12万いいね、285万回表示されています。
インコを飼う人には「あるある」だというこの行動について、インコ丸氏さんに話を伺いました。
──小鳥がここまで人間に近づくということは、かなり慣れているという愛情表現のようなものなのでしょうか?
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そうですね。飼い主を仲間として認めていることによるものです。鳥同士でおこなう羽繕いの延長上にある行動です。
──アカウントに可愛い小鳥たちの様子を投稿されていますが、何年ぐらい、どのような種類の小鳥の飼育を続けていますか?
鳥飼歴は12〜13年ほど。過去と現在含めて飼育した経験があるのはセキセイインコ、コザクラインコ、ボタンインコ、ウロコインコ、オカメインコ、文鳥の6種類です。また、現在飼育中なのはセキセイ、コザクラ、オカメ、ウロコの4種類。
──小鳥を好きになったきっかけは何でしたか?
鳥に限らず動物全般好きで、昔はハムスターを多頭飼いしてました。実家では母が犬を16頭ほど個人で飼育していましたし、そもそもが多頭飼い家系なんです。
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で、鳥を飼育するきっかけはハムスターの寿命が2年〜3年と短くてお別れが早いのが嫌だったのがはじまりです。その点、鳥は健康に育てれば小型種でも10年前後は生きられます。そこから気づけば10年以上が経過し、深みにはまっていきました。
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野生の小鳥は人間を怖がって逃げてしまいますが、人間と一緒に暮らす小鳥たちは飼い主を仲間と認識していたり、大好きだったりするのではないでしょうか。今回のような行動をするのは、飼い主が喜んだり、笑ったりしてくれることが嬉しいからかもしれません。
(まいどなニュース特約・長澤 芳子)
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