サービス業やインフラ関係を中心に、年末年始も仕事をしている人は意外と多い。むしろ、この時期が一番忙しい仕事もあるだろう。かくいう筆者も12月30日にこの記事を書いているが、そうした「年末年始も働いている人」の声を紹介したい。
三重県の20代男性は「今ラブホテルの清掃をやってます。サービス業なんで当然年末年始は仕事!」と切り出し、心中を語った。(文:國伊レン)
「シフト見て腹立ちました!」その理由は……
男性はどちらかというと「平日に休みたい」という気持ちが強いそうだ。そのため
「ここ数年は『別に年末年始休まなくてもいいや』なんて思ってます」
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と、そこまでストレスを感じていない様子だ。だが、それでもモヤっとする瞬間はやはりあるようだ。
「1月1日は休み取ってる人が多いので、シフト見て腹立ちました! 退職も考えたぐらい。 おまけに手当なさそうだし」
やはり元旦ぐらいは休みたい、という人が多いのだろう。男性のように正月も働く人にしわ寄せが来てしまうのだろうか。そこは経営側が手当を出すなどしてバランスを取るべきだろう。
男性は、「今後どっか休み取る際、もし融通効かなかったらマジで退職するかもしれません」とも書いていた。
2人目は、埼玉県の40代男性。鉄道関係の仕事をしている。
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「地下鉄で設備保守の技術職に従事しています。電車は年末年始でも動いているので万が一の設備トラブルの為に、毎日泊まり勤務を交代で出勤する必要があります」
年末年始も交通機関が動いているのは、休まず働く職員たちのお陰だ。ただ、「もちろん休日手当が貰えます」と話す男性からは、悲壮感を全く感じない。
「自分は30日が泊まり勤務で翌日朝9時に仕事が終わります。 自分もカミさんも実家は近く泊まりがけで帰省する必要はないので、長い休みは必要ありません。お金を貰える方がいいですね!」
休日手当が出るため男性にとっては好都合だったようだ。年末年始に仕事をする人には「お年玉」が出て欲しいものである。
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