「“パーカーおじさん”なんて全然マシ」キャバクラで“ヤバいおじさん”認定されてしまうファッション5選

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2025年01月02日 16:01  日刊SPA!

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日刊SPA!

※写真はイメージです
 大人の社交場・銀座のクラブにホステスとして勤めているみずえちゃんと申します。新年の初出勤用にドレスを新調しました。今から着るのが楽しみです。
 その傍ら、ライターとしても活動しており、これまでに私がお酌をさせていただいたおじさま方との実体験をもとに、夜遊びやモテに関する情報を発信させていただいております。

◆“パーカーおじさん”なんて全然マシ
 
 私の執筆記事の中でも、割と好評だったのが「キャバ嬢から“痛いおじさん”認定されてしまう『やってはいけないファッション』10選」でした。妹尾ユウカ氏のパーカー発言が燃えた件でもつくづく思いましたが、おじさんは案外、自分が身に着けているものが世間一般の目にどのように映っているか、ということに関心があるようです。

 というわけで、今回のテーマは「キャバクラで“ヤバいおじさん”認定されてしまうファッション5選」最新版です。ヤバいおじさんが身に着けているアイテムをご紹介します。パーカーおじさんなんてまだまだマシですよ。

 3つ以上当てはまってしまったおじさんは、娘さんか奥さんと一緒に服を買いに行ってください。そして手持ちのアイテムはこの際ですから捨てましょう。では、さっそくまいります。

◆第5位:デカい数珠のブレスレット
 
 こちらは、パーカー以上に私的にはNGなアイテムです。よって今回もランクインさせていただきました。ツーブロックでパツパツのブルーのスーツを着た、恐ろしく白い歯と、真冬なのにありえないほど日焼けしている艶々テカテカのおじさんに多いです。引退した野球選手にしか見えません。

 女がノリで占いなどをたしなみ、たまにお守りや御朱印帳などを買ってみたりするよりもずっと熱心にパワーストーンのブレスレットを身に着け、ときには滝行などにも参加し、般若心経を唱えているのがこういうおっさんです。

 ただし、実際のところ事業では成功していそうだし、金には困っていない様子なのであながちパワーストーンの力って侮れないと周囲を納得させている部分もあり。よって5位とさせていただきました。

◆第4位:バラ柄ラメ入りシャツ

 おそらくだけれど、ファッション誌「KERA」を購読していた層に多いのですが、前髪にストレートパーマをあてた、細眉のおじさんたちは、どうしてもバラ柄ラメ入りのYシャツを着てしまいます。ボタンは4つくらい開けます。コロンは付けすぎます。

 50代でそれを着ていいのは松岡充だけです。しかし、「世間がどう言おうと俺はバラ柄のシャツを着るし、ボタンは4つ開ける!」という姿勢にはロックを感じます。我々も男ウケを無視したゴツめのネイルとか大好きなので、気持ちは少しわかります。

◆第3位:ウィッグ付きのサンバイザー

 これは本当にワケが分からないのですが、ウィッグ付きのサンバイザーを装着したおじさんが稀にいます。

 サンバイザーの上部分にライトグレーのウィッグが付いている商品です。写真集を出した声優さんのハイタッチ会とかオフ会などで目にするような、ちょっとしたコスプレ感覚で身に着けているものではなく、あくまでお洒落アイテムとして身に着けているようです。

 西武池袋線沿線の1セット4000円のキャバクラによく出現します。

◆第2位:ロゴバーンTシャツ

 これは定番中の定番すぎてここで触れないわけにはいかないのでランクインさせていただきました。

 フジテレビ系列のトークバラエティ番組「酒のツマミになる話」で、フリーアナウンサー・高橋真麻さんが、お付き合いで銀座のクラブに行った際、下品な盛り上がり方をしているのは、ブランドロゴの主張が強いTシャツを着ている男性ばかりだったと発言。これはあまり大きな声では言えないけれど、あるあるかもしれません。

 GUCCI、BALENCIAGAあたりのロゴバーンおじさんを見るたびに、難波の高島屋周辺をうろうろしているスカウトマンみたいな格好だなあ、と思っています。

◆第1位:アジアの成金しか着ないあのダウン

 これは毎年謎なのですが、日本ってダウンが必要なほど寒いですか?自転車通勤とかならまだわかるのですが、ほとんど電車か車で移動してんのにダウンを着る意味ってよくわかりません。私の故郷、新潟県ではダウンどころかスキーウェアで通学がデフォでしたが、東京は割と暖かいので。

 特にあのワッペン付きダウンにウン十万円も払っている東京人って、いったい何を考えているのでしょうか。だってダウンですよ。雪も降らないのに??!

 かくいう私ですが、どんなに暑くても毛皮を脱ぐ気はさらさらありません。だって可愛いもん。薬局でも百貨店でもだいたい中国人に間違えられます。今シーズンは私の宝物(姪っ子)と雪遊びをするためにダウンも買いました。店員さんには帰り際に「シェイシェイ!」と言われました。

◆おじさん目線の「カッコいい」はだいたい間違える
 
 今回は「キャバクラで“ヤバいおじさん”認定されてしまうファッション5選」最新版を解説しました。3つ以上当てはまったおじさんは大ピンチです。大掃除のシーズンですし、この際潔く捨てちゃいましょう。ワッペン付きダウンはメルカリに出品したら同じような成金が買ってくれると思います。
 
 女目線の「可愛い」がだいたい間違っちゃうのと同様に、おじさん目線の「カッコいい」はだいたいモテとは正反対の方向に逸脱しがちです。雑誌「LEON」よりも、奥様の意見の方がよほど頼りになるかもしれません。年末年始の休み期間中に、パートナーと一緒にお買い物に出かけてみるのもおすすめです。
 
<文/みずえちゃん>

【みずえちゃん】
1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務する傍ら、キャバ嬢デビュー。結婚、離婚、地方の激安キャバクラを経て、現在は銀座ホステスとライターを兼業。X(旧Twitter):@mizuechan1989

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  • >私の故郷、新潟県ではダウンどころかスキーウェアで通学がデフォでした。�ͺ�����(��) 新潟JKは冬でもナマ脚。�׷� バラ柄シャツといえば浦見魔太郎。�׷�
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