地球環境を守るため“オナラフリー”の牛が作られた。
体外受精で生まれたヒルダは、オナラの際にメタンガスの発生が少ない牛の繁殖を目指す「クール・カウズ・プロジェクト」の一環となっている。
スコットランドのルーラル・カレッジのリチャード・デューハースト教授によると、「これらのドナーからより多くの子孫を残し、メタンガス効率の高い子牛の核を急速に確立させる」という。
デューハースト教授の言葉をデイリー・スター紙はこう引用している。
「ヒルダの誕生はイギリスの酪農業界にとって、非常に重要な出来事です」
「私たちは既存の生産効率や環境効率の指標に加えて新たなゲノム評価を用い、精鋭のメタン排出効率の高い未経産牛を繁殖用に選抜する予定です」
ヨーロッパでは他にもデンマークが2030年からオナラをする牛が課税されることとなっている。気候変動の減少を目的に、同国は農業の排出ガスに課税することを決めた。
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