今回紹介したいのは、ニコニコ動画に投稿された『そのへんで芋を掘ってヘルシーお雑煮を作る!』というのらずんさんの動画です。
投稿者メッセージ(動画説明文より)
河川敷など、身近なところに生えているキクイモ(菊芋)を掘ってお餅にしてみました! 癖がなくて幅広い料理に使える食材です。
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ヘルシーな食材でお雑煮を作りたいと、野草のキクイモを採りに来た投稿者ののらずんさん。8月から10月頃に花が咲くので、その時期に場所の当たりをつけておくといいそう。
枯れたキクイモの地面を掘ると丸いキクイモがいくつも見つかりました。あまり深い場所ではなく、横に広めに散らばるように埋まっていることを意識して探すといいそうです。
3株からこんなに採れました。今回掘ったのは白キクイモで、他にポリフェノールの多い紫キクイモもあるそうです。
ちなみにキクイモは外来種。昔は「要注意外来生物」に指定されていましたが、2015年の法改正によりその括りが無くなったのだとか。代わりに「生態系被害防止外来種」ができたのですが、キクイモはそれには入りませんでした。国としての優先度はやや低い外来種と言えそうです。ただし生態系には悪影響なので、減ったほうがいい種類ではあるとのこと。
帰り際にまだ季節には早いカラシナも発見。つぼみと若い葉っぱはおいしいとのことで、こちらも摘んで帰りました。
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調理開始。キクイモは皮ごとすりおろすのですが、大根より硬いのでケガに注意とのこと。お餅にするため白いものを選んだのですがすり下ろすとかなり茶色くなりました。ポリフェノールの酸化が原因です。
おろしたキクイモに片栗粉を混ぜて芋餅に。形を整えたらフライパンで両面を焼きます。
カラシナはそのまま料理に使うと苦みを強く感じるのだとか。そこで少し潰しておくとと辛みが引き立ち美味しいそうです。あとは熱湯をかけて水で締めて絞り、下処理が完了しました。
キクイモの輪切りも少量入れることに。軽く茹でるとシャキシャキした食感、長く茹でるとホクホクのとろける味わいになるそうです。出汁の素と薄口醬油と塩で味を調えたらカラシナを投入します。
お椀に芋餅2個を入れ、そこにスープと具材を注いだら「キクイモ餅のお雑煮」の完成です!
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色はお餅のように白くなりませんでしたが、食べてみるとモチモチして美味しかったキクイモ餅。ゴボウをマイルドにしたようなキクイモの輪切りのシャキシャキ感、カラシナの風味が加わりいい感じのお雑煮となりました。
外来種などの野草から作った野性味ふれるお雑煮。採取や調理など、詳細に興味を持たれた方はどうぞ動画をご視聴ください。
視聴者のコメント
・お雑煮好きだから助かる
・おいしそう
・日本ぽい名前なのに
・大漁じゃん!
・レンコン餅みたい
・これなら年寄りでも安全に食べられそうだな
▼動画はこちらから視聴できます▼
『そのへんで芋を掘ってヘルシーお雑煮を作る!』
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