「早く帰りたかった」横浜市の特養で利用者の女性（90）に沸騰したばかりの熱いみそ汁飲ませやけどさせたか　元職員の男（29）逮捕　神奈川県警

横浜市の特別養護老人ホームで、沸騰したばかりの高温のみそ汁を利用者の女性に飲ませて食道に重いやけどを負わせたとして、元職員の男が逮捕されました。

傷害の疑いで逮捕されたのは、横浜市の介護福祉士・平井良侑容疑者（29）で、去年11月、当時勤務していた横浜市鶴見区の特別養護老人ホームで食事の介護をしている際、利用者の90歳の女性に沸騰したばかりの高温のみそ汁を飲ませ、重傷を負わせた疑いがもたれています。

警察によりますと、女性は口や食道に重いやけどをして、現在も入院しているということです。

平井容疑者は事件当時、周囲に対し「別の入所者が熱いお茶を飲ませた」とうその説明をしていましたが、取り調べに対しては「仕事の時間を短縮し早く帰りたかった」と容疑を認める供述をしているということです。