不倫の源田選手、元乃木坂妻に“決別LINE”送信か?二児もいるのに切り捨て姿勢に違和感

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2025年01月09日 09:01  女子SPA!

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(画像:衛藤美彩 Instagramより)
<亀山早苗の恋愛時評>

次々と報道される有名人の結婚離婚。その背景にある心理や世相とは? 夫婦関係を長年取材し『夫の不倫がどうしても許せない女たち』(朝日新聞出版)など著書多数の亀山早苗さんが読み解きます。(以下、亀山さんの寄稿)

◆不倫の源田選手、妻に「弁護士と話してほしい」LINE送信と報道

 昨年12月に不倫問題が明らかになった、プロ野球・西武ライオンズの源田壮亮内野手(31歳)に関して続報が出ている。

 妻で元乃木坂46の衛藤美彩(32歳)が連絡をとろうとしてもとれずにいたところ、源田選手から「弁護士と話してほしい」とLINEで伝えてきたというのだ(『東スポWeb』1月7日記事より)。

 いわゆる「有責配偶者」は源田選手のほう。妻に直接、謝罪したかどうかはわからないが、今後のことを弁護士と話してほしいと言われたら、妻としては相当なショックだろう。そもそも仲のいい夫婦で、ふたりでの露出も多かっただけに、もしもこれが事実で、源田選手が離婚するつもりなのだとしたら、あまりにも過酷な対応だ。

◆不倫した夫側からの決別か?

 源田選手の不倫問題は、相手が銀座の高級クラブで働く20代後半の女性で1年にわたって関係があること、国内のみならず国際大会で台湾に行ったときも密会していたことが明らかになっている。

 当時、源田選手は不倫を認め、「魔が差した」「プレッシャーが大きかった」などと釈明していた(『週刊文春』12月26日号より)。ところが発覚後は自宅にも戻らず、自主トレも非公開だという。

 もちろん犯罪性があるわけでもなく、夫婦間の問題だからメディアの前に登場する必要もないだろう。源田選手自身、迷いや葛藤もあるはずだ。

 それにしても、こういうとき、夫側には「妻との結婚生活の歴史」が脳裏を巡らないものだろうか。このふたり、2019年に結婚してから不妊治療を経て22年1月に長男、23年12月に切迫流産の危機を乗り越えて長女を授かっている。だが長女が誕生した前後で夫の不倫が始まっているのだから、「夫」「父親」としてより「男」であることを優先させたとしか思えない。

 もちろん、結婚していても恋に落ちることはある。離婚して再婚するケースもあるだろう。それはやむを得ないことかもしれない。だが、彼のやり方は、(おそらく)夫を信頼していた妻のその気持ちをぶったぎるようなものではなかったか。

 不倫相手が精神的に不安定だからと、ゴールデングラブ賞の授賞式のときに結婚指輪を外して出席することを彼女に約束し、それを実行した。妻だって授賞式を見ていたかもしれない。いきなり結婚指輪を外して参列していた夫を見て、妻はどう思っただろう。源田選手にとっては、妻より彼女のほうに思いがいっていたのだろうが、だからこそ妻への配慮をするべきではなかったか。

◆「別れ方」には“その人”が出る

 恋愛でも結婚でも、「別れ方」には“その人”が出る。特に結婚においては、彼が野球に専念できるよう、妻はがんばってくれたのではないだろうか。遠征の多い野球選手を夫にもったのだから、子育ても家事もワンオペ覚悟だったはず。そんな妻に対して、「本気で好きな人ができちゃったから」と無言で見せたのが、あの指輪外しである。

 子どもがいようがいまいが、不倫する人はするし、それが離婚に至ることもある。そのとき、どういう言動で「配偶者」に接するか、そこに人間性が出るのだ。

 不倫相手が精神的に不安定だからといって、公の場で指輪を外してみせるのは、あまりに稚拙(ちせつ)ではないか。だったらきちんと、「離婚して、きみと結婚するから信じて待ってほしい」と説得すべきだし、妻にも誠心誠意、向き合って離婚を納得してもらうべきだろう。

 妻だって薄々、夫の不倫に気づいてはいただろう。だが、いつかは戻ってくると信じていたかもしれない。まだ3歳と1歳の子どもたちがいるのだから。

◆子どもがいる場合「きれいに別れる」ことを目指すべき

「子までなした仲」という表現がある。ただの恋愛ではなく、古くさい言い方をすれば「愛情の結晶」がふたりもいるのだ。それをあまりにあっさり切り捨てようとする姿勢が、人としてどうなのかと思わざるを得ない。

 もっとも夫婦関係は他人にはわからない。源田選手には、妻に対して積もり積もった不満があったのかもしれない。それならそれで話し合えばいいのだ、直接。オフの間にいくらでも向き合う時間はあったはず。それなのに……である。逃げていると思われてもしかたないだろう。

 恋愛も結婚も「きれいに別れる」のはむずかしい。だが一般論として、子どもがいる場合は、親はとにかく「きれいに別れる」ことを目指すべきだと思う。

 傷ついた妻が、子どもを愛せなくなったら、あるいは過剰に子どもに依存するようになったら、父親としてどうするつもりなのか。

 30歳を越えた“大人”なのだから、恋に一途になるだけではなく、周りを見渡してほしかった。赤の他人でもそう思うのだから、妻の心情は察して余りある。

<文/亀山早苗>

【亀山早苗】
フリーライター。著書に『くまモン力ー人を惹きつける愛と魅力の秘密』がある。男女関係、特に不倫について20年以上取材を続け、『不倫の恋で苦しむ男たち』『夫の不倫で苦しむ妻たち』『人はなぜ不倫をするのか』『復讐手帖─愛が狂気に変わるとき─』など著書多数。Twitter:@viofatalevio

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  • 不幸話(メンヘラ含む)で釣るのは、水商売の常套句。自分の将来もお金も、信頼も棒にふるなんてexclamation
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