【全豪オープン】大坂なおみ「今は、とても調子が良い」ママとして初の4大大会制覇に挑む

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2025年01月11日 19:39  日刊スポーツ

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全豪オープンへの意気込みを語る大坂

全豪オープンテニス(メルボルン)が12日に開幕する。大坂なおみ(27=フリー)は今月のASBクラシックで出産復帰後初めて決勝に進出。その勢いで、21年全豪以来の4大大会Vを狙う。注目の海外勢も紹介する。


ママとしては初の4大大会制覇に挑む。前哨戦のASBクラシック(ニュージーランド・オークランド)では、出産をへて復帰した昨年1月以降で、初めての決勝に進出した。過去2度優勝した全豪の直前大会で、決勝に進出したのは初めてで「とてもうれしい」と話した。


決勝では、第1セットを取った後、腹部の痛みを訴えて棄権したが、手応えを感じたことは間違いない。昨年10月の中国オープンを途中棄権して、木下グループ・ジャパン・オープンと東レ・パンパシフィック・オープンも腰の負傷のため欠場していた。決勝まで戦えたことは前進といえる。


出産後の4大大会は2回戦進出が最高。元世界1位のプライドを取り戻す戦いが続いている。1つずつ勝ち上がり、相性の良い全豪で、4年ぶり3度目の優勝を目指していく。


開幕を前に、WOWOWの独占インタビューに応じ「今は、とても調子が良いです。年始の大会はこれまでに出した最良の結果です。この先の1年がどのような展開となるかについて、とても楽観しているし、もちろんこの大会でもそうです。私にとっては、テニスのレベルという問題では決してなかったです。レベルはずっと備わっていたのは分かっていました。むしろコンディションが良くない時に、あるいは自分が思うようなプレーが出来ない時に、どうやったら勝ち上がれるかという問題だったのだと思います」と話した。


◆今大会注目の海外勢 男子シングルスは、世界ランク1位の23歳、ヤニク・シナー(イタリア)が優勝候補だ。昨季は全豪、全米とATPファイナルを制し、圧倒的な強さを誇った。争うのは全仏とウィンブルドンで優勝したカルロス・アルカラス(スペイン)。元世界1位のマレーがコーチを務めるパリ五輪金メダルのジョコビッチにも注目。


女子シングルスは、前哨戦のブリスベン国際も優勝した世界ランキング1位アリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)が優勝争いの軸。昨季は全豪と全米を制し、今大会3連覇を狙う。全仏3連覇を達成したイガ・シフィオンテク(ポーランド)、パリ五輪金の鄭欽文(中国)ら若手も頂点を目指す。ウィンブルドン優勝のバルボラ・クレイチコバ(チェコ)はケガで欠場。

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    • イイネ!11
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