レッドソックス・吉田正尚、今季は外野手復帰へ コーラ監督が言及、昨年10月に右肩手術
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2025年01月12日 12:23 ベースボールキング
◆ 昨季は右肩痛により指名打者専念
ボストン・レッドソックスの吉田正尚外野手(31)が今季は外野手に復帰する可能性が高まっているようだ。現地時間11日、アレックス・コーラ監督が本拠地フェンウェイ・パークでのファン感謝イベントに出席し、現地メディアの取材に応じた。
吉田はMLB挑戦初年度の2023年に左翼手として84試合、DHとして49試合に先発出場。しかし、昨季は主にDHとして108試合に出場し、守備に就いたのは左翼での1イニングのみ。シーズン終了直後の10月上旬に右肩関節唇の修復手術を受けた。指揮官もDH専念の要因として右肩の不調を挙げており、回復に期待のかかる今季は外野との兼任を計画しているようだ。
現時点で右翼はウィルヤー・アブレイユ、中堅はセダン・ラファエラ、左翼はジャレン・デュランが1番手として予想され、吉田はDHとして右打者のロブ・レフスナイダーと併用される見込み。ただ、ラファエラは遊撃手、デュランは中堅手としても起用が可能で、その際は吉田が左翼を守る機会が生まれる。ラファエル・ディバースら主力打者の休養日としてDHを利用する狙いもあり、吉田の外野復帰はロスターの柔軟性を高めることができるという。
吉田は2023年から5年契約でレッドソックスに入団し、今季がMLB3年目。昨季は初の負傷者リスト入りを経験するなど108試合の出場に止まり、打率.280、10本塁打、56打点、OPS.764という成績だった。
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