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<バレーボール全日本高校選手権(春高バレー)>◇12日◇最終日◇男女決勝◇東京体育館
女子は共栄学園が2005年度以来19大会ぶり4度目の頂点に立った。前回大会準優勝で8年ぶりの覇権奪回に燃えていた下北沢成徳に3−0でストレート勝ち(25−11、25−21、25−22)。昨年11月の東京予選で敗れた借りを返し、宿願を成就した。
12年ロンドン五輪(オリンピック)銅メダルの愛さん(旧姓大友)を母に持つ大エース秋本美空(3年)が、スパイクにブロックに絶好調。木村響稀(3年)やリリーフサーバーとして登場した平須賀理世(2年)も流れをもたらした。1年の山下裕子も軟打を決めるなど活躍。最終となった第3セットも6−7から宇都木乃愛(3年)の3連続得点で主導権を握り、秋本のスパイクでマッチポイントを握る。最後もエースが決め、高校日本一の座を奪い返した。
男子も駿台学園が快勝して東京勢がアベックV。東福岡を3−0(25−21、25−22、25−17)で下して大会3連覇を飾るとともに、全国総体(インターハイ)国民スポーツ大会(国スポ)との3冠を達成した。
序盤から組織的な守備と197センチのエース川野琢磨(3年)を中心とした攻撃が機能。超高校級のチーム力で、過去10年間で3度の優勝を誇った名門に付け入る隙を与えなかった。
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