写真 今回レポートするのは、無印良品の隠れた名品「折りたたみ式 眉メイク用かみそり」です。
注目すべきポイントは、ペンのノック部分ほどしかないヘッドと極小の刃。これは使いやすそう、普段から眉毛の剃りミスをしやすい人は要チェック!
◆隠れた名品「折りたたみ式 眉メイク用かみそり」は、2本入りで200円以下
「折りたたみ式 眉メイク用かみそり」190円/税込
容量:2本組
形状:ミニT型
素材:刃 ステンレス刃物鋼、柄 ABS樹脂
重量:約10g(梱包材含む)
外寸:幅2.4×奥行10.7×高さ1.4cm
眉毛の処理は、細かくて複雑――。
眉まわりにはカーブや凹凸があるし、眉頭は狭いし、刃が短いI字型の眉用かみそりを使っても剃りミスをしてしまうことってありますよね。欠けてしまった部分がキレイに生え揃うまで、わりと長い時間がかかるのも厄介です。
もっと使いやすい眉用のかみそりはないものかと探していたところ、無印良品の「折りたたみ式 眉メイク用かみそり」が公式サイトのレビューで高評価だったので、早速チェックしていきたいと思います。
◆刃が小さすぎてビックリ!
まずは、「折りたたみ式 眉メイク用かみそり」の見た目からチェック。パッケージを開封すると、半分に折りたたまれたかみそりが2本出てきます。
色はクリアカラー。コロッとした楕円形で、手のひらにすっぽり収まるコンパクトなサイズ(6×2cm:独自に計測)です。
使う時は、パカッと広げるだけ。
わりと硬めに閉じている印象ですが、ポーチに入れて持ち運ぶのであればこのくらいしっかり閉じてくれていたほうが安心かも。
※刃の部分にカバーが付いていないタイプなので、注意。
ちなみに、開いた時のかたちはT字型。ハンドルは緩やかにカーブしていて、手になじみやすくいい感じ。
…と、ここで驚いたのがヘッドと刃があまりにも小さすぎること。半円形のヘッドはペンのノック部分ほどの大きさしかありません。
そこに付いている刃も極小で、露出部分の横幅はわずか1cm弱(独自に計測)!
小指の先ほどの小さな刃ですが、よく見るとギザギザしたガードが付いていて肌に優しく使うことができそう。
では実際に、「折りたたみ式 眉メイク用かみそり」を使って眉毛の手入れをしていきます。
◆狙った毛だけを処理できる
眉まわりに乳液を塗ったら、「折りたたみ式 眉メイク用かみそり」を使っていきます。
気になるのは、眉尻の下の部分に伸びてきた1本の毛。1本だけだなんて細かすぎるゆえに、一般的なI字型かみそりでは失敗しそうで放置していた部分です。
「折りたたみ式 眉メイク用かみそり」を近づけてみると、ヘッドもクリアカラーなので刃を当てる部分が見やすい!
ところが、いざ剃ろうとしても剃れません。
刃を肌に垂直に当てて動かすのではなく、ヘッドを触れさせるようにして刃が少し下を向いた状態にするとスムーズに処理できました。
これまで処理が難しいと感じていた眉間の産毛も、小まわりが効いて楽勝。まさにかゆいところに手が届く商品です。
◆お手入れ方法も簡単
ハンドルは、親指と人差し指でつまむように持つのですが、小さな突起がついていて滑りにくく、手のひらのくぼみに沿うような丸みのおかげで安定感もあります。
使用後はよく水洗いをして水気を切り、湿気のない場所に保管。刃先には切れ味を長持ちさせるためのコーティングがしてあるそうで、拭かないでくださいとのこと。
公式サイトでは星4.1(2024年12月執筆時点)と高評価である一方で、刃が取れやすいといった書き込みも目立ちましたが、くっ付いた毛をピピッと優しく取る程度では外れませんでした。
ただ、何回か洗って乾かして…を繰り返していくうちに劣化してしまうのは正直なところあるかもしれません。とはいえ、2本で200円以下なので納得の範囲内です。
眉以外に口元にも使用可能で、油断するとたまに生えてくる指毛の処理(個人の判断で使用してください)にも使わせてもらいました。
気になった人は、店舗やネットストアをチェックしてみてくださいね。
※紹介した商品は、取材時に各店舗で販売されていたものです。店舗により価格や取扱商品は異なります。仕入れ状況によって同じ商品がない場合や、既に販売終了している可能性もありますので、ご了承ください。
<文・写真/高木沙織>
【高木沙織】
「美」と「健康」を手に入れるためのインナーケア・アウターケアとして、食と運動の両方からのアプローチを得意とする。食では、発酵食品ソムリエやスーパーフードエキスパート、雑穀マイスターなどの資格を有し、運動では、骨盤ヨガ、産前産後ヨガ、筋膜リリースヨガ、Core Power Yoga CPY®といった資格のもと執筆活動やさまざまなイベントクラスを担当。2021年からは、WEB小説の執筆も開始。Instagram:@saori_takagi